(※写真はイメージです/PIXTA)

富裕層にとって「移住」は単なる居住地の変更にとどまりません。移住先や在留資格の選択次第で、相続税・贈与税・出国税などの負担が大きく変わる場合があります。移住により、思わぬ資産減少の可能性もあることから、移住前にエステートプランニングを策定又は見直すことが必要となります。 

ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中! 

『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)

『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)

『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)

シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!

移住前のエステートプランニングの必要性

富裕層の特徴として資産が国内にとどまらず海外にも広がっている点が挙げられます。それに加えて、居住場所についても国内にとどまらず、家族が複数の国にまたがって居住するケースが少なくありません。

 

たとえば、依頼者ご夫婦自身は日本でのみ生活していても、子どもは留学後に現地で就職・結婚し海外居住している、といった状況は珍しくないのです。

 

また、日本国内で結婚・出産した夫婦であっても、比較的若い世代を中心に海外へ移住する例も増えています。さらに、家族が全員日本国籍を持つとは限らず、外国籍や複数国籍のメンバーを含むことも富裕層の特徴といえます。

 

近年、富裕層から特に増えている相談が「移住」に関するものです。移住の際には在留資格や生活環境に目が向きがちですが、実際には移住により最も大きな影響を受けるのは税務です。そのため、移住前に新たにエステートプランニングを行う、あるいは既に策定済みのプランを見直すことが不可欠です。

 

移住に際してエステートプランニングを怠った結果、移住後に資産が大幅に減少した事例は少なくありません。一度居住地を移してしまうと取り返しがつかないことも多く、特に富裕層においては影響が甚大です。

 

そのため、移住前にエステートプランニングを行う、または見直すことが必須となります。これを「プレイミグレーションプランニング(pre-immigration planning、移住前計画)」と呼びます。

次ページ外国から日本に移住する場合
カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録