“想い”はあるのに対話不足。葬儀の準備が進まない課題が明らかに
燦ホールディングス株式会社が2025年7月に実施した「親と子の終活・葬儀に関するコミュニケーションの実態調査」※によると、葬儀について親子ともに約6割が「対話を望む」一方で、子世代の62.4%が「話したことがない」と回答していることがわかっています。
※ 調査期間…親世代:2025年7月29日/子世代:2025年7月28日、調査対象…実子がいる60~70代の男女300名/親がご健在である40~50代の男女300名
親世代では、45.0%が自身の葬儀について何らかの希望を持っていることが明らかになりました。しかし、そのうち実際に子どもに伝えている人はわずか17.8%に留まっています。親が話をためらう理由としては、「タイミングがわからない」(47.5%)や「重い話と思われそうで言いにくい」(30.5%)が上位に挙がり、対話への心理的な障壁が存在していることが浮き彫りになりました。
同様に、子世代でも62.4%が親と葬儀の話をしたことがないと回答。さらに、全体の3人に1人が「話したこともなく、特に考えたこともない」と答えており、親の死や葬儀を「自分ごと」として捉えられていない子世代が一定数存在していることが伺えます。
また、話せていない理由については、「切り出しにくい」(33.7%)や「何を話せばよいかわからない」(30.5%)が上位を占めており、親世代・子世代ともに「言い出しにくさ」が共通の課題となっていることがわかります。
田中家のように、両親が元気なうちから、葬儀について話し合っておくことが大切だといえます。
〈出所〉
燦ホールディングス株式会社「<帰省シーズンに考える、親の葬儀>親の想い、知らないままでいいですか?葬儀について親子どちらも約6割が「対話を望む」も62.4%の子世代が「話したことがない」と回答!」
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000146686.html)
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