(※写真はイメージです/PIXTA)

パンデミック中もダメージを最小限に抑え、回復してきたハワイ不動産市場。現在は次のフェーズへ進みつつあり、物件在庫数は過去数年間で最も多い状態です。その結果、今は買い手にとって非常に有利な局面になっているといいます。なぜ今、こうした在庫数の増加が起きているのでしょうか? 本稿では、株式会社Crossover Internationalの栗原なな氏が、2025年のハワイ不動産市場について詳しく解説します。

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2025年ハワイ不動産市場分析:増える在庫数が示すもの

ハワイ・オアフ島は、長期的に安定した不動産市場として知られています。2019年以降、世界中を混乱に陥れたパンデミックの影響は、ハワイの不動産市場にも一時的な取引減少という形で現れました。しかし、アメリカ本土からの移住者が増加したことにより、大きな価格下落や市場崩壊には至らず、むしろ堅調な動きを維持してきました。

 

その後、経済や観光が段階的に回復するなかで、ハワイの不動産市場も静かに、しかし確実に回復基調を見せてきたのです。

 

そして、パンデミックの収束から数年が経とうとしている2025年現在、ハワイ市場は次のフェーズへと進みつつあります。なかでも注目されているのが、「市場在庫数の増加」という動きです。

 

パンデミック期間中は、建築の遅延や売却控えの動きが広がったこともあり、供給が非常に限られており、買い手にとっては選択肢の少ない状態が続いていました。しかし、2024年から2025年にかけてはその流れが反転し、売り出し物件が徐々に増加。市場には多様な物件が出揃うようになり、現在では過去数年間で最も多い在庫数を記録しています。

 

では、なぜ今、こうした在庫数の増加が起きているのでしょうか? その背景には、アメリカ全体の金利動向やインフレ、投資家心理の変化、さらにはハワイ特有の経済・観光回復のペースなど、さまざまな国内外の要因が複雑に絡んでいます。

 

2025年時点におけるハワイ不動産市場の最新動向を踏まえながら、この在庫数の変化が意味することについて多角的に考察していきます。

 

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