「やる気」を引き出して“ワンランク上”に押し上げる…日常会話から交渉まで、いつでも使える効果的なコミュニケーション法〈2選〉

「やる気」を引き出して“ワンランク上”に押し上げる…日常会話から交渉まで、いつでも使える効果的なコミュニケーション法〈2選〉
(※画像はイメージです/PIXTA)

メンバーのやる気を引き出さなければならないとき、特に効果的なコミュニケーション方法が2つあります。ポイントは自己承認欲求にあり、日常会話から交渉といったあらゆる場面で活かせるのだとか。後藤彰弘氏の著書「予測不能な時代に確実に成功へ導く プロジェクトマネジメント」(幻冬舎メディアコンサルティング)より、詳しくみていきましょう。

相手のやる気を引き出す

人は、相手が自分に対して興味・関心があると実感できると、自分の存在意義が確認でき、「自分が必要とされている」「自分が評価されている」とポジティブに受け止めることができます。これを「自己承認欲求」といい、ほとんどの人が持っている欲求です。

 

自己承認欲求は、自分自身の成長意欲や幸福感の向上には不可欠な要素であり、自分の自信にもつながりやすく、欲求が満たされることで心に余裕も生まれます。それゆえ他人を尊重して、健全な人間関係をつくりやすくなります。

 

一方で、他人の評価を気にしすぎる傾向がある人は、その考えが過剰に強くなると評価を得るために行動するようになってしまいます。プロジェクトマネージャーは、自己承認欲求のメリット・デメリットをしっかりと認識したうえで、メンバーそれぞれの思考やキャラクターを理解・尊重して、一人ひとりとコミュニケーションを図ることが大事になってきます。

 

人材教育・育成という観点においては、相手の良い部分を評価して声に出して伝えることがもちろん大切です。しかし、それだけでは相手をワンランク上のステージへ押し上げることはできません。成長のためには、メンバーが抱えている課題についても指摘をして、適切なアドバイスを行うことが必要です。

 

そこで、私がプロジェクトメンバーなどに行っているコミュニケーション上の工夫が2つあります。

 

1つは「ここを頑張ってほしい」という課題があるときに、相手がこちらの助言を受け入れやすくするために、あえてポジティブなメッセージから伝えていく方法です。具体的には、メンバーの良い点から話をして、次に改善点を伝え、もう一度ポジティブな点で締めくくるというやり方です。いちばん伝えたい「ここを頑張れ」という課題を、2つのポジティブなコメントで挟むため「サンドイッチの法則」と呼ばれています。

 

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※本連載は、後藤彰弘氏による著書『予測不能な時代に確実に成功へ導く プロジェクトマネジメント』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・再編集したものです。

予測不能な時代に確実に成功へ導く プロジェクトマネジメント

予測不能な時代に確実に成功へ導く プロジェクトマネジメント

後藤 彰弘

幻冬舎メディアコンサルティング

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