6月5日の日経平均株価は、前日比192.96円安の37,554.49円で取引を終えました。前日の米国市場で発表されたISM非製造業景況感指数や5月の米ADP民間雇用者数の結果を受けて、米国の景気減速が懸念されるなか、為替市場で1米ドル=142円台まで円高に。これが相場の重石となった模様です。また、米中関係についても中国が態度を軟化させないとの見方から引き続き貿易摩擦激化の懸念はぬぐえず、これも上値を追いづらい一因となっています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが41銘柄、値下がりが181銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、TDK〈6762〉、コナミ〈9766〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、レーザーテック〈6920〉、ニトリ〈9843〉、フジクラ〈5803〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億6,500万株、売買代金は4兆2,166.59億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、金属製品、陸運業、非鉄金属、倉庫・運輸関連業が上昇した一方、海運業、輸送用機器、石油・石炭製品、その他製品、建設業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がセンコーグループホールディングス〈9069〉で+195円(+11.17%)の1,940円、2位がメンバーズ〈2130〉で+114円(+10.41%)の1,209円、3位が双葉電子工業〈6986〉で+64円(+9.76%)の720円となりました。
一方下落率は、1位が住友ファーマ〈4506〉で-59円(-6.74%)の817円、2位が積水ハウス〈1928〉で-210円(-6.47%)の3,035円、3位が川崎汽船〈9107〉で-114.5円(-5.26%)の2,062.5円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは73銘柄、年初来安値を更新したのは20銘柄でした。
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