「高齢者にイラつく空気…「老害の壁」を壊すには?
高齢者にイラつく不寛容な空気、それを私は〝老害の壁〞と呼んでいます。こんな壁は壊していくべきです。もっと言うと、若い世代だってやがて必ず老いるのが道理でしょう。それなのになぜ、高齢者に不寛容なのか。弱いものいじめのターゲットにするのか。まったく残念でなりません。
〝老害の壁〞を壊していくには、まずは中高年やシニア世代が自分の意思を貫き通し、楽しく幸せに生きることです。職場では謙虚であっても卑屈にはならず、媚びることなく働く姿を見せることです。そんな姿勢こそ、あなたの幸せや不寛容社会の是正につながります。
なかには定年延長や再雇用で会社に残ること自体を「老害」と陰口をたたく人がいるかもしれません。仕事の能力とは関係なく、コネなどを生かして取締役として居座り続けるなら、たしかに老害と言えるでしょう。
でも、よく考えてみてください。定年延長組の人たちが、若い社員たちと一緒に働くこと自体が老害であるわけがありません。
誤解しないでいただきたいのですが、私は「組織内でシニアの立場を上げよう」と鼓舞したいわけじゃないんです。へりくだりすぎてあなた(シニア)の価値を必要以上に下げるのはもったいないと訴えたいだけです。
この「なんでもかんでも老害」という今の風潮にどこかで歯止めをかけないと、高齢者から生活、健康、楽しみなどの自由がどんどん奪われかねませんから。
和田秀樹
精神科医
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