年金事務所職員「あなたには、受給資格がありません」…〈手取り14万3,000円〉65歳サラリーマン、ゆとりある老後を目指した“再雇用”を震えるほど悔やんだワケ【FPの助言】

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(※写真はイメージです/PIXTA)

人生100年時代。自助努力が叫ばれ、年金だけでは心許ないなか、少しでも長く働こうという人が増えています。しかし、定年後も意欲的に働く人が陥りやすい落とし穴があって……。本記事では佐々木さん(仮名)の事例とともに、在職老齢年金制度の注意点について、波多FP事務所の代表ファイナンシャルプランナー・波多勇気氏が解説します。※プライバシー保護の観点から、相談者の個人情報および相談内容を一部変更しています。

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老後設計の鍵は、「働き方」と「制度理解」のバランス

「ちゃんと働いて、ちゃんと納めてきた。それなのに、制度を知らないだけで、こんな思いをするなんて……」佐々木さんの言葉には、悔しさと同時に“気づき”もありました。

 

現在は、75歳まで年金を繰り下げ、70歳で再雇用を終えるプランを再設計し直したところです。制度を学び、収入のタイミングを調整することで、老後の可処分所得はむしろ増える見通しとなりました。

 

老後資金をどう設計するかは、「何歳まで働くか」ではなく、「どう働き、どう受け取るか」にかかっています。年金は“もらえるもの”ではなく、“設計して受け取るもの”になった現代。豊かさは知識と戦略によって守られます。

 

 

波多 勇気

波多FP事務所

代表ファイナンシャルプランナー

 

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※プライバシーのため、実際の事例内容を一部改変しています。

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