東証プライム市場に上場している個別株式について、2025年5月1日(木)の騰落率ランキングをお伝えします。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3

1位:小松ウオール工業〈7949〉……前日比+400円(+22.47%)/終値2,180円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。4月28日(月)取引時間終了後に配当予想を前期の65円から130円に大幅増額する見通しを示しており、これが好感されて買いが続いている模様。

 

2位:シンプレクス・ホールディングス〈4373〉……前日比+595円(+19.73%)/終値3,610円

【売買材料】

4月30日(水)取引時間終了後、同社は25年3月期決算を発表。営業利益は前期比22%増で過去最高利益更新基調を継続していることに加えて、26年3月期についても18%増を見込む。さらに、25年3月期年間配当を前期比8円増配の50円としていたなか、26年3月期は同15円増の65円と大幅増配の見通し。好調な業績に加えて強烈な株主還元姿勢が好感されて買いが集中し、2021年11月につけた上場来高値3,370円を大きく更新した。

 

3位:ストライク〈6196〉……前日比+504円(+17.20%)/終値3,435円

【売買材料】

4月30日(水)取引時間終了後、同社は配当方針の変更を発表。配当性向の目安を従来の35%から50%に引き上げるとした。あわせて25年9月期を含む今後3年間の配当を年180円に引き上げ。従来予想の102円から大幅増配となる見通しであり、これが好感された模様。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3

1位:村田製作所〈6981〉……前日比-283.5円(-12.80%)/終値1,930.5円

【売買材料】

同社が4月30日(水)取引時間終了後に発表した26年3月期連結業績予想について、前期比2ケタ%の減益を見込むことが嫌気された模様。

 

2位:サンウェルズ〈9229〉……前日比-59円(-10.35%)/終値511円

【売買材料】

同社は当日13:15ごろ、東京証券取引所より宣誓書違反による再審査に係る猶予期間に入ること、および上場契約違約金の徴求を受ける旨の通知を受けたと発表した。再審査に係る猶予期間は2025年4月30日から26年4月30日までで、上場契約違約金は6,240万円となる。

 

3位:アバントグループ〈3836〉……前日比-164円(-9.19%)/終値1,621円

【売買材料】

4月30日(水)取引時間終了後、同社は25年6月期第3四半期連結決算を発表。連結経常利益は前年同期比17.1%増となったものの、直近1~3月期は同10%の減益。さらに通期計画に対する進捗率が73.9%(5年平均80.4%)にとどまったことも売り材料視された模様。

 

 

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