〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:中外製薬〈4519〉……前日比+1,243円(+17.54%)/終値8,328円
【売買材料】
米イーライ・リリー<LLY>は4月17日(木)、経口肥満症治療薬として開発中の「オルフォルグリプロン」について、第3相臨床試験の結果を発表。注射剤であるGLP-1受容体作動薬と同様の安全性と有効性が示されたと発表した。「オルフォルグリプロン」は中外薬が創製しており、製品化と今後の収益貢献を期待した買いが膨んだ模様。
2位:住友ファーマ〈4506〉……前日比+100円(+16.45%)/終値708円
【売買材料】
前日ストップ高。当日は特段個別の売買材料見当たらず。この日のマーケットでは再生医療関連に位置付けられるバイオベンチャーが軒並み上げ足を強めた。足元では「iPS細胞由来心筋細胞シートなどが大阪・関西万博などで脚光を浴びており、大口の投資マネーを誘導している」とみられている。
3位:チヨダ〈8185〉……前日比+164円(+14.95%)/終値1,261円
【売買材料】
当日13:30ごろ、同社は27年2月期を最終年度とする中期経営計画の目標数値について、売上高を従来計画の870億円から900億円(25年2月期918億3,500万円)へ、営業利益を50億円から52億円(同21億9,300万円)へ引き上げると発表し、これが好感された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:SCREENホールディングス〈7735〉……前日比-380円(-3.97%)/終値9,196円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。ディフェンシブ銘柄が物色されるなか、循環売りの対象銘柄となった可能性。
2位:リクルートホールディングス〈6098〉……前日比-275円(-3.58%)/終値7,416円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。
3位:ミスミグループ本社〈9962〉……前日比-75円(-3.45%)/終値2,100円
【売買材料】
同社は4月17日(木)取引時間終了後、カスタム機械部品のオンライン調達サービスを提供する米Fictiv(フィクティブ)を、子会社を通じて買収すると発表。買収額は約3億5,000万ドル(1ドル=143円23銭換算で約501億円)と、財務負担を意識する見方から売り優勢の展開となった。
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