勤務先によっては“新入社員”でも不動産ローンが組める時代に
皆さまは「セカニチほど珍しい行動なんて、自分には無理じゃないか…」と思ってしまうかもしれません。しかし、この話には続きが。
なんと、上には上がいました。
私の新卒入社同期で同じ営業職のメンズは、なんと新卒入社4ヶ月で投資用ローンを引っ張って、「渋谷駅」の近くの投資用不動産を買っていました(2012年)。入社同期でしたので、無知な私(当時1年目)は大きな衝撃を受けました。「えっ、同期のXX君が不動産を買った…? 不動産を買うってどういうこと?! (意味わからん)」と、新入社員・22歳の私は驚きました。
彼は、深く調べずに直感で行動する豪快な男です。論理ではなく勢いで物事を決めるタイプでした。その彼も不動産の素人だったので、最後は「エイヤー!」という勢いで決めたことでしょう。最後の最後は、不動産に論理などありません。不動産のプロでも将来予測は不可能です。
彼が買ったのは渋谷駅の一等地でしたので、もちろん大成功。私の口からは言えないほど大きく値上がりしました。
新卒入社4ヶ月で不動産を購入。まさに世界最速で不動産を買う男。非不動産会社・大手企業勤務の普通の会社員です。猛者はどの世界にもいます。セカニチは彼よりも1年遅れていますので、まだまだなのです。
2012~2013年の当時は、今と融資環境が異なります。現在、投資用ローンの審査は非常に厳しくなっており、年齢制限として入社3年以上&25歳以上でないと門前払いになる金融機関がほとんどです。入社1年目(&資産無し)の状態で、満額の投資用ローンを引っ張るのは99.9%不可能です。不動産ローンの世界でも、時代は常に変化し続けていますね。
一方、ポジティブな変化も起きています。
世界的に有名なコンサル/会計のBIG4等や大手外資ITに勤務する新卒入社「1年目」の若者が、4月入社からわずか半年=「源泉徴収票なし」で、住宅ローンを組んで自分が住む用(自宅用)の不動産を買ったという複数人の事例を今年聞きました。皆さま共通して、学生時代からセカニチの株/不動産等の発信を頻繁に見ていた若いフォロワーさんたちでした(さすがの世界最速の行動です…!)。
10年以上前、セカニチが社会人1~2年目だった頃は「満額の源泉徴収票が無い住宅ローン」なんて聞いたことが無かったですよ。現在は時代が変わり、「勤務先が大きければ“新入社員”でも住宅ローンOK!」という金融機関もいくつか出てきたようです。この他にも色々と、皆さまにとってポジティブな変化も同時に起きています。次は、あなたが「世界最速で不動産を買う人」になるかも。社会の変化を味方にしましょう。
南 祐貴(セカニチ)
Koru-workers株式会社 代表取締役
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