少子高齢化でも都市部の物件は上がり続ける
日本社会の少子高齢化は事実です。そして、東京への人口流入もまた事実です。2015~2020年の5年間で転入超過となっており、東京は63万人も増えました(年12万人以上の増加)。今後も格差は広がり、都市部への人口集中の流れは止められません。
そして神奈川・大阪・千葉・愛知なども人口が増えて伸びています。実は、東京以外の道府県でも「都市部」は伸びています。例えば、神奈川=「横浜」、大阪=「梅田」、千葉=「千葉」、愛知=「名古屋」、北海道=「札幌」。など。都市部は今後も人口が増え、不動産も値上がりするでしょう。
都市部&好立地になぜ価値がある? ヒント→「就職/上京」と「満員電車」
Q. 《土地の価値》の本質とは?
→「満員電車を避けられる!」が、最大の要因だと私は考えます。
「地獄のような満員電車に毎日乗りたい! わくわく」と喜んでいる人は1人も見たことがありません。やはり、満員電車=最悪ですよね。
セカニチは長い通勤ラッシュで毎朝、死にかけていました。22年間、京王沿線で生まれ育ち、調布駅→→→新宿駅の通勤ラッシュがあまりにも辛く、長すぎる。新宿駅に着いた頃には精神的にも肉体的にもボロボロになっていました。
爽やかな朝のはずなのに…。なので「新宿駅&渋谷駅のすぐ近く」の「明大前駅(世田谷区)」や、「笹塚&幡ヶ谷&初台(渋谷区)」に超~憧れがあります。
貧乏大学生のセカニチは、殺人級の満員電車内で「特急が停まる大きな駅=明大前駅(世田谷区)や笹塚駅(渋谷区)に住めたら、人生勝ち組なんだろうなぁ…」と本気で毎日思っていました。
憧れ=需要がある=不動産の価格が上がる。通勤ラッシュ&満員電車が不動産価値にも影響を与えています。
※ セカニチは調布市生まれ・京王線の人です。京王線ユーザーからすると明大前も笹塚&幡ヶ谷&初台《ササハタハツ》も、最強の憧れの駅です。しかし、京王線ユーザーでなければ知らない人がほとんどでは。自分が知らない好立地を正しく知ることが、不動産投資で勝つ王道でしょう。セカニチと一緒に正しいインプットを続けましょう。
※ ササハタハツは、現時点でも駅パワーが非常に強い。再開発がなかったと仮定しても強いです。
◎就職:「新卒の初任給アップ」のニュースが続出しています。人手不足で人材の奪い合い。業績が良い企業は、都市部&好立地に集中しています。そしてエンタメも都市部に集中。今後も若者は地方から上京してきます。
◎オフィス:「都心のオフィス」に出社は必須です。でも満員電車には乗りたくない。コロナ禍が収束し、「都心回帰が進む」のは当たり前の話です。LINEヤフーは2024年にフルリモート廃止宣言を出して大きな話題になりました。この話題は日本だけではなく「世界中」で巻き起こっています。なんと、Zoom社もフルリモート廃止という皮肉です。AppleやMetaやTeslaなどの世界トップ企業でもフルリモート廃止の流れは止まりません。