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企業こそ大家業を副業に!
企業も副業の時代です。私は自分の会社(製造業)でさまざまなことに挑戦してきました。下請け業では安定しないと考えて、作業時間を短縮し時間を売る業態にしたり、金型屋、成型(せいけい)屋、印刷屋、デザイナーなどと組んで雑貨メーカーを立ち上げたこともあります。ノウハウを生かして製造業のコンサルタント事業を始めたこともありました。しかし、どれもうまくいきませんでした。
それはそうです。そんな簡単に新規事業が生まれれば苦労はしません。ユニクロの創業者、柳井正さんの有名な本に『一勝九敗』(新潮文庫)がありますが、あの柳井さんですら数々の失敗のうえにユニクロの成功がありました。ましてや、私のような凡人では1勝20敗でも30敗でもおかしくありません。
そんな私でも、まったく知らなかった世界でそこそこの成功をつかむことができました。ですから、まずは不動産投資なのです。それも少額からできる空き家・古家から始める大家業(不動産賃貸業)なのです。新規事業を始めるなら、いきなり始めるよりも大家業で経験と予算を貯めてからのほうがうまくいく可能性が高くなります。むろん本当にやりたいことをあきらめるわけではありません。やるにしても順序の問題です。
私は、中小零細企業の経営者はもちろん、コンサルタントや士業の方・個人事業主にとっても、空き家・古家投資は最適だと思っています。これらの業種の方は、自分自身の体が資本になっています。万が一、体調を崩して働けなくなるとたちまち収入がなくなります。また、感染症や災害、法律の変更や経済の転換点など、自分ではどうすることもできない外的変化の際には事業の転換も必要となります。
変化への対応には時間がかかります。その際に収入がないと、経営判断に迷いが出てきます。もし会社が倒産する間際の状況に置かれれば、経営者が資金繰りに走り回り、本業に力を入れることができなくなってしまいます。本来やるべき仕事をほったらかし、目の前のことしか考えられなくなるのです。そんな状況で将来へ向けた経営判断などできるはずはありません。心のゆとりが良い経営判断を呼び込むのです。
大熊 重之
一般社団法人全国古家再生推進協議会理事長
オークマグループCEO
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