〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:キオクシアホールディングス〈285A〉……前日比+242円(+10.37%)/終値2,575円
【売買材料】
同社は2月20日(木)付で「4.8Gb/秒のNANDインターフェース速度とさらなる低消費電力化、高密度化を実現する新しい3次元フラッシュメモリ技術を開発」と発表し、これが買い材料視されていたなか、2月25日(火)14時ごろ、日本経済新聞電子版が「米ハードディスクドライブ大手のウエスタンデジタルが24日(米国時間)、半導体メモリー事業を米ナスダック市場にスピンオフ(分離・独立)上場させた」と報道。記事のなかでは、同社とウエスタンデジタルは2023年まで経営統合を協議した経緯があり、各社の時価総額が明確になったことで業界再編の議論が再燃する可能性があるとしている。この報道を受けて同社株はさらに上昇幅を拡大させた。
2位:三菱商事〈8058〉……前日比+208.5円(+8.76%)/終値2,589円
【売買材料】
“投資の神様”といわれる米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、22日に公表した「株主への手紙」内で日本の5大商社への投資拡大に意欲を示しており、これが買い材料視された。同社のほか、伊藤忠商事〈8001〉、住友商事〈8053〉、三井物産〈8031〉、丸紅〈8002〉など総合商社株が軒並み上昇している。
3位:ミダックホールディングス〈6564〉……前日比+148円(+7.80%)/終値2,045円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。2月14日(金)取引終了後に25年3月期の売上高および営業利益を上方修正したほか、配当予想を10円から14円へ増額すると発表。以降、投資資金が流入している。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:ブイキューブ〈3681〉……前日比-40円(-16.53%)/終値202円
【売買材料】
2月21日(金)取引時間終了後、24年12月期連結決算を発表。減収かつ14億1,700万円の最終赤字で着地しており、これが嫌気された模様。
2位:日本マイクロニクス〈6871〉……前日比-615円(-12.08%)/終値4,475円
【売買材料】
いちよし証券が同社のレーティングを「A(買い)」から「B(中立)」に引き下げた。フェアバリューは6,000円を維持したものの、割安感が薄れたとの見方から売りが集中した模様。
3位:高圧ガス工業〈4097〉……前日比-88円(-10.24%)/終値771円
【売買材料】
同社は478万3,000株の株式売出および71万7,000株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。短期的な需給悪化に対する警戒感から売りが膨らんだ模様。
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