「セルフレジ」で3割超がトラブルを経験
こうした独自路線のレジが話題ですが、“要塞”はあくまでレジ周りの環境です。「セブン‐イレブン」のレジ機器本体は現在、従業員が商品のバーコードスキャンを行い、会計を顧客が自ら行う「セミセルフレジ」と、顧客が完全に操作を行う「セルフレジ」の普及を進めています。
現在コンビニやスーパーなどで目にするこの「セルフレジ」ですが、アイブリッジが実施するアンケート調査では、約86%が「利用したことがある」と答えており、私たちの生活に浸透しつつあることが分かります。さらに、同調査の「セルフレジ設置店舗を好ましいと思うか?」という質問に対しては「とても好ましい」が約25%、「まあ好ましい」が約38%回答しており、全体の約6割の人が好意的な姿勢を示しています。
一方で、弁護士ドットコムが実施するセルフレジトラブルに関する実態調査によると、約3割の人が利用する際にトラブルを経験しています。トラブルの内容で最も多かったのは、「値引きシールの値段が反映されていなかった」が38.4%。次に多かったのが「クレジットカード払いや電子決算しかできないのに現金しか持っていなかった」で約28.4%です。
値引きシールトラブルから、従来どおりに人の手で行っている業務と、レジにインプットされているデータをリアルタイムで紐づけるシステムづくりが急務であることが分かります。また、キャッシュレス化は「セルフレジ」に最も求められるものの1つでしょう。
経済産業省のキャッシュレス実態調査によると、日常生活において「7~8割程度以上キャッシュレスを利用している」という人は約54%。月々の支出に占めるキャッシュレス決済の割合は、調査対象者の総計全体で約47%、口座振込・口座振替を含めると67%に上ります。
また、外出時に「現金を全く持ち歩かない」という人は4%、「基本持ち歩くが、持ち歩かないときもある」という人は5%でした。キャッシュレスの浸透に伴い、今後ますます「現金を持ち歩かない」という人は増えるかもしれません。
特にコンビニは「業種別のキャッシュレス利用可能イメージ」調査において、約57%の人が「キャッシュレスが必ず使えるイメージ」と答えており、家電量販店の48%、百貨店の42%を抑えて、最も利用可能イメージをもたれている業種です。「セルフレジ」と「キャッシュレス」がイコールであることが、消費者にとって双方の利便性を高めるのに重要であると言えそうです。
参考:セルフレジに関する調査https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000064613.html)
参考:セルフレジトラブルに関する実態調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000385.000044347.html
参考:消費者実態調査の分析結果|経済産業省
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/cashless_future/pdf/005_05_00.pdf
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