下の階の住人との攻防…精神が消耗し「出ていきたい」
マンションのような集合住宅では騒音トラブルが起きがち。賃貸でマンションに暮らしていた坂野さん夫婦は良くわかっていました。小学生の子ども2人がいるので、防音マットを引くなどして、予防をしていました。
ところが、暮らし始めてしばらくすると、「子どもの足音がうるさすぎる」と下の階から管理会社を通じてクレームが。
気を付けているとはいえ、申し訳ない……。そう思い、菓子折りを持ってお詫びに行った坂野さん夫婦。下の階に住む60代~70代とみられる夫婦は、2人暮らしで日中もずっと家にいるようでした。
一層気を付けるようにと、子どもにも伝えた坂野さん夫婦。相当気を付けているにもかかわらず、それでも度々クレームが入りました。
音に神経を使いすぎて、特に子どもと一緒にいる時間の長い妻は精神的に消耗していきました。
「こんなに気を付けているのに、まだ言ってくるなんてあっちがおかしい。人間が生活していれば多少の音は出てしまう」
そう下の階の住人にも管理会社にも伝えましたが、それでもクレームが続く状態です。そんな状況に、「こんな風に息を詰めながら暮らすぐらいなら、いつでも引っ越せる賃貸にすればよかった」
そう後悔し、売却して引っ越すべきか苦慮しているといいます。
どんなに下調べをしても、住んでみなければわからないことも
新築マンションに住む場合、両隣や上下階などにどんな人が入居するかわからず、思わぬトラブルになることも。国土交通省のマンション総合調査(令和5年度)でも、居住者トラブルの第1位は「生活音」となっています。
たくさんの人が住むマンションですから、どんなに下調べをしても後悔する可能性がある。それは心に留めておく必要がありそうです。
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