「いい上司」のもとで働くために
ではもし今、上司に恵まれていない場合、その状態から脱却して稼ぐ人になるためには、どうすればいいでしょうか。まずは、「いい上司」を探すことです。前述した3つの条件に当てはまるようなリーダーを直接のラインだけでなく横のラインや斜めうえのライン、他部署であっても探します。部下が上司を選ぶことは難しくても、見極めることは可能です。
そして、そのいい上司に自分の仕事の成果を見てもらうことです。自分の今の上司に限界を感じても、諦めず「この人となら一緒に仕事をしたい」と思えるような上司に、「今、自分はこんな仕事をしているんです」と話を聞いてもらい「今やっている仕事は、実質僕が進めています」としっかりアピールをする。
そして、「いつか、一緒にこんな仕事ができないかと思っています」と伝えておく。……そういうことを、地道に、かつ定期的にやっておくと、人事異動や組織改編のタイミングで引き上げてくれるチャンスはめぐってきます。
「あなたの頑張りはきっと誰かが見てくれている」というのも悪くないのですが、稼ぐ人になるためには、自分からアクションして、チャンスをつかみにいくほうが手っ取り早いです。
自分では変えようのない状況になっても、ほかの選択肢を模索し、戦略を立て直して自分に有利な方向に持っていく。これが、稼ぐ人のマインドです。
田中 渓
投資家
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