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婚前契約3つの注意点
1.伝え方次第で相手の感情を逆なでする可能性アリ…
結婚前に預貯金の話をする場合など、伝え方によっては相手の感情を逆なでしてしまい、結婚できなくなってしまう可能性もゼロではありません。
2.配偶者の同意なしに契約内容の変更はできない
法的な拘束力を持った契約のため、簡単には書き換えられません。婚後契約に関しても夫婦間取消権がなくなりました。契約する際には十分注意しましょう。
3.法的にどこまで有効なのかがわかりづらい
婚前契約は原則、法律より優先されます。しかしあまりにも公序良俗に反する内容である場合、無効になる可能性があります。
残念ながらあまり日本ではメジャーでない契約のため、裁判例の蓄積も少ないです。そのため、いざ裁判になった際には裁判官によって無効を言い渡される可能性もあります。特に極端な条項(一切財産分与を行いませんなど)を設定する場合は注意が必要です。
婚前契約の話し合いをしたこと自体が後々交渉材料になることも
婚前契約で決めておけば、すべてがまかり通るというわけではありません。ただ、事前の価値観のすり合わせにも繋がりますし、話し合いの場があったこと自体が後々のトラブルや裁判の際には交渉材料にもなり得ます。
今回、婚前契約の概要とメリット・注意点を3つお伝えしました。実際にどういった内容・条項を盛り込んだほうがよいかどうかはケースバイケースです。弁護士等専門家に相談することも一案でしょう。
川口 洸太朗
弁護士
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