12月4日の日経平均株価は方向感乏しく、前日終値±200円程度の幅でもみ合う展開となりました。市場では本日の日本時間22時15分ごろ公表されるADP米雇用統計のほか、ベージュブック(米地区連銀経済報告)やパウエルFRB議長発言など、本日の米国市場の動きを見極めたい向きが強かったとみられます。日経平均株価は前日比27.53円高の39,276.39円と、ほぼ横ばいで取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが56銘柄、値下がりが166銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉、ソニー〈6758〉、ニトリ〈9843〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、KDDI〈9433〉、日東電工〈6988〉、TDK〈6762〉、大塚ホールディングス〈4578〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億9,700万株、売買代金は4兆2,927.24億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、小売業、その他製品、石油・石炭製品、鉱業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、銀行業、電気・ガス業、金属製品、陸運業、建設業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がエイチーム〈3662〉で+103円(+13.61%)の860円、2位が武蔵精密工業〈7220〉で+370円(+10.57%)の3,870円、3位がTOKYO BASE〈3415〉で+26円(+9.09%)の312円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がホシデン〈6804〉で-204円(-8.47%)の2,205円、2位がチェンジホールディングス〈3962〉で-111円(-8.17%)の1,248円、3位がネクステージ〈3186〉で-112円(-7.77%)の1,330円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは53銘柄、年初来安値を更新したのは38銘柄でした。
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