日経平均は4日ぶりに反発、107.21円高の「38,642.91円」で取引を終了…「食材の宅配サービス運営会社」が上昇率トップへ【11月15日の国内株式市場概況】

日経平均は4日ぶりに反発、107.21円高の「38,642.91円」で取引を終了…「食材の宅配サービス運営会社」が上昇率トップへ【11月15日の国内株式市場概況】

2024年11月15日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

11月15日の日経平均株価は、前日比107.21円高の38,642.91円で取引を終えました。

 

前場は前日比500円を超える上げ幅となる場面もありましたが、戻り待ち売りに押され、終値は前日比プラスながら安値引け。引き続き、米国のトランプ次期政権の政策を警戒する声があり、積極的な売買は見送られました。

 

日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが117銘柄、値下がりが106銘柄、変わらずが2銘柄。

 

日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ディスコ〈6146〉、第一三共〈4568〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、電通〈4324〉、リクルートホールディングス〈6098〉、京セラ〈6971〉、アサヒグループホールディングス〈2502〉、ネクソン〈3659〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は21億8,800万株と前日と比べて増加した一方、売買代金は4兆6,014.13億円となり減少。

 

業種別では、海運業、鉱業、電気・ガス業、銀行業、輸送用機器械などが上昇した一方、サービス業、その他金融業、非鉄金属、不動産業、建設業などが下落しました。

 

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がオイシックス・ラ・大地〈3182〉で+285円(+23.61%)の1,492円、2位がネットプロテクションズホールディングス〈7383〉で+80円(+22.16%)の441円、3位がEMシステムズ〈4820〉で+100円(+18.52%)の640円となりました。

 

上昇率トップのオイシックス・ラ・大地〈3182〉は有機野菜をはじめとした食材の宅配サービスを運営する会社で、14日の取引終了後に発表された9月中間期連結決算が好調だったことが材料視された模様。

 

値下がり下位は、1位がサンウェルズ〈9229〉で-150円(-15.43%)の822円、2位が東邦亜鉛〈5707〉で-150円(-15.35%)の827円、3位が電通グループ〈4324〉で-700円(-14.59%)の4,097円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは37銘柄、年初来安値を更新したのは41銘柄でした。

 

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