11月13日の日経平均株価は、前日比654.43円安の38,721.66円で取引を終えました。
トランプ次期政権の人事に関する報道が相次ぎ、先行き警戒感から日経平均は取引開始後から売られ、節目の39,000円割れとなりました。「しばらくは『トランプトレード』が続きそう」という声も。
ドル円の為替相場は1ドル=154円台後半の円安に進みましたが、株価とは連動しませんでした。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが48銘柄、値下がりが175銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉、ネクソン〈3659〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、セブン&アイ・ホールディングス〈3382〉、東京エレクトロン〈8035〉、トレンドマイクロ〈4704〉、シャープ〈6753〉、出光興産〈5019〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は23億3,900万株、売買代金は4兆9,077.93億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、石油・石炭製品、小売業、海運業、水産・農林業、空運業などが上昇した一方、精密機器、その他製品、輸送用機器械、その他金融業、医薬品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が青山商事〈8219〉で+300円(+22.49%)の1,634円、2位がエル・ティー・エス〈6560〉で+400円(+22.09%)の2,211円、3位がTHK〈6481〉で+500円(+19.38%)の3,080円となりました。
上昇率1位の大手紳士服チェーンの青山商事〈8219〉は、前日の取引終了後に配当方針変更に伴う増配と自社株買いを発表したことがサプライスとなり、ストップ高。
一方、値下がり下位は、1位がネクソン〈3659〉で-449円(-17.45%)の2,123.5円、2位が新晃工業〈6458〉で-700円(-15.45%)の3,830円、3位がGMOグローバルサイン・ホールディングス〈3788〉で-409円(-13.93%)の2,528円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは40銘柄、年初来安値を更新したのは27銘柄でした(対象期間は2024年1月1日~11月13日)。
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