(※写真はイメージです/PIXTA)

利下げに舵を切った米国。この決定は景気と株価にどのような影響をもたらすのか……また、私たちはどのような投資行動が求められるのか。フィデリティ・インスティテュート主席研究員でマクロストラテジストの重見吉徳氏が、過去のデータを紐解きながら考察します。

今回が「3回目」になるリスクは?

もちろん、今回の利下げ局面が、ITバブル崩壊後と世界金融危機時につづく、3回目の株価本格調整局面となる可能性も完全には否定できません。

 

たとえば、

 

  • 米国の大統領選挙の「結果」をめぐって、米国内が内戦事態となる。
  • ウクライナがロシアに長距離ミサイルを撃ち込み、ロシアとNATOが全面戦争に入る※プーチン大統領は「ウクライナによる長距離ミサイルの発射は、NATO諸国、米国そして欧州諸国がロシアと戦争状態にあることを意味する」と述べています。なぜなら、「ウクライナは長距離ミサイルを発射するためのプログラミング技術や、ターゲットに照準を合わせるための衛星データを扱う能力がなく、長距離ミサイルの発射にはNATOが関与する必要がある」(プーチン氏)ためです
  • イスラエルとレバノンやイランが全面戦争に入る

  • 新たなパンデミックが起きる

 

といったことです。

 

こうしたリスクにどう対処するかは、各投資家の期待とリスク許容度しだいです。

 

筆者としては、十分な分散投資をお勧めします。

 

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重見 吉徳

フィデリティ・インスティテュート

首席研究員/マクロストラテジスト

 

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