8月6日の日経平均株価は、前日の過去最大の下げ幅(前日比4,451円安)から一転、前日比3,217.04円高の34,675.46円で取引を終えました。指数は8月2日と5日の2営業日でおよそ7,600円も下落していたことから、海外の短期筋を中心に自律反発狙いの買いが膨らんだ模様です。こうした株価の乱高下を受けて、財務省と金融庁、日銀が臨時の会合を開催しています(今年3月以来)。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが215銘柄、値下がりが10銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、味の素〈2802〉、ヤマトホールディングス〈9064〉、アステラス製薬〈4503〉、ソフトバンク〈9434〉、川崎重工業〈7012〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は34億8,000万株、売買代金は7兆7,500.32億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、海運業、ゴム製品、その他金融業、保険業、精密機器などが上昇した一方、下落した業界はありませんでした。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がユニチカ〈3103〉で+80円(+34.63%)の311円、2位がシグマクシス・ホールディングス〈6088〉で+300円(+26.43%)の1,435円、3位がカカクコム〈2371〉で+400円(+24.63%)の2,024円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が味の素〈2802〉で-427円(-7.56%)の5,223円、2位が宮越ホールディングス〈6620〉で-142円(-7.53%)の1,744円、3位がミガロホールディングス〈5535〉で-71円(-6.95%)の950円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは3銘柄、年初来安値を更新したのは30銘柄でした。
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