日経平均は“史上最悪の下げ幅”から一転、“史上最大の上げ幅”…3,217.04円高の34,675.46円で取引を終了。株価乱高下で日銀ら「臨時会合」を開催【8月6日の国内株式市場概況】

日経平均は“史上最悪の下げ幅”から一転、“史上最大の上げ幅”…3,217.04円高の34,675.46円で取引を終了。株価乱高下で日銀ら「臨時会合」を開催【8月6日の国内株式市場概況】

2024年8月6日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

8月6日の日経平均株価は、前日の過去最大の下げ幅(前日比4,451円安)から一転、前日比3,217.04円高の34,675.46円で取引を終えました。指数は8月2日と5日の2営業日でおよそ7,600円も下落していたことから、海外の短期筋を中心に自律反発狙いの買いが膨らんだ模様です。こうした株価の乱高下を受けて、財務省と金融庁、日銀が臨時の会合を開催しています(今年3月以来)。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが215銘柄、値下がりが10銘柄、変わらずが0銘柄。

 

日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、味の素〈2802〉、ヤマトホールディングス〈9064〉、アステラス製薬〈4503〉、ソフトバンク〈9434〉、川崎重工業〈7012〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は34億8,000万株、売買代金は7兆7,500.32億円となり、前日と比べて減少。

 

業種別では、海運業、ゴム製品、その他金融業、保険業、精密機器などが上昇した一方、下落した業界はありませんでした。

 

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がユニチカ〈3103〉で+80円(+34.63%)の311円、2位がシグマクシス・ホールディングス〈6088〉で+300円(+26.43%)の1,435円、3位がカカクコム〈2371〉で+400円(+24.63%)の2,024円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位が味の素〈2802〉で-427円(-7.56%)の5,223円、2位が宮越ホールディングス〈6620〉で-142円(-7.53%)の1,744円、3位がミガロホールディングス〈5535〉で-71円(-6.95%)の950円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは3銘柄、年初来安値を更新したのは30銘柄でした。

 

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