8月5日の日経平均株価は、前日比4,451.28円安の31,458.42円で取引を終了。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが0銘柄、値下がりが225銘柄となり、全面安となりました。
日経平均は、8月2日に発表された米雇用統計が市場予想を大きく下回りNYダウが610ドル安となった悪い流れを受け、約680円安で取引を開始。ドル円相場が一時141円台をつけるなど急速に円高が進んだこともあり、売りが売りを呼ぶ「パニック売り」状態に。
下げ幅は「4,451.28円安」で、1987年10月19日に米国株式市場が大暴落した「ブラックマンデー」の翌日に記録した3,836.48円安を超える歴史的暴落となりました。
日経平均の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、TDK〈6762〉となり、これまで日経平均の上昇をけん引してきた銘柄が指数を押し下げました。
また、東証プライム市場の売買高は40億8,900万株、売買代金は7兆9,674.99億円となり、前日と比べて増加。
業種別で上昇した業界はゼロで、保険業、銀行業、証券業、非鉄金属、海運業の下落率が大きくなりました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がアバントグループ〈3836〉で+205円(+16.79%)の1,426円、2位がタキロンシーアイ〈4215〉で+102円(+12.86%)の895円、3位がリズム〈7769〉で+255円(+7.13%)の3,830円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が霞ヶ関キャピタル〈3498〉で-3,000円(-27.40%)の7,950円、2位が三井E&S〈7003〉で-300円(-26.25%)の843円、3位がgumi〈3903〉で-78円(-24.68%)の238円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは3銘柄、年初来安値を更新したのは1,056銘柄でした。
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