7月30日の日経平均株価は、前日に大幅高となっていた反動からか寄り付き下落してスタート、一時は前日比400円近い下げ幅となりました。その後も日銀金融政策決定会合を見極めたいとの向きから様子見ムードが続くなか、軟調な展開が続きました。しかし、米ドル/円相場が円安方向に振れるなか、日経平均株価は下げ幅を縮小していき、大引け前に前日比プラスの水準に回復。前日比57.32円高の38,525.95円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが100銘柄、値下がりが123銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、中外製薬〈4519〉、ファナック〈6954〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、信越化学工業〈4063〉、塩野義製薬〈4507〉、小松製作所〈6301〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億2,600万株、売買代金は4兆1,668.18億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、不動産、海運業、輸送用機器械などが上昇した一方、鉱業、銀行業、パルプ・紙などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が九電工〈1959〉で+914円(+15.73%)の6,723円、2位がツガミ〈6101〉で+226円(+15.32%)の1,701円、3位がパソナグループ〈2168〉で+255円(+12.17%)の2,350円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がLITALICO〈7366〉で-314円(-19.09%)の1,331円、2位が富士通ゼネラル〈6755〉で-234円(-10.96%)の1,901.5円、3位がさくらインターネット〈3778〉で-360円(-10.54%)の3,055円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは29銘柄、年初来安値を更新したのは28銘柄でした。
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