大きな変化を遂げつつあるベトナムの自動車市場
自動車の専門家によると、ベトナムの自動車市場は、中国ブランドの参入により大きな変貌を遂げつつある。
Omoda、Jaecoo、BYD、Haval、Lynk & Coなどの中国の自動車ブランドは、平均所得の上昇に伴い自動車の需要が高まりつつある状況に乗じようと、積極的に市場に参入している。
中国の自動車メーカーは、ベトナム全土にショールームやディーラーを急速に設立している。例えば、BYDは2024年半ばまでに50のショールームを開設する計画で、Havalは今年中に25~30のディーラーを設立することを目指している。この積極的な拡大は、多くの老舗国際ブランドの慎重なアプローチとは対照的である。
多額の投資を行う中国の自動車メーカー
中国の自動車メーカーは現地生産施設に多額の投資を行っている。OmodaとJaecooは近々、タイビン省で年産20万台の工場を稼働させる予定だ。BYDもベトナムに自動車工場を建設することを検討している。
中国ブランドは、ガソリン車、プラグインハイブリッド車(PHEV)、純電気自動車(BEV)を含むさまざまな自動車を提供している。この多様な製品ラインナップは、ベトナム市場のさまざまな部門・領域に対応することを目的としている。
中国ブランドは特に、電気自動車(EV)など新技術をいち早く取り入れるベトナムの若い消費者をターゲットにしている。特にBYDは、EVに関する専門知識を活用し、市場へのさらなる浸透を目指している。
これらのブランドは、ベトナムで大規模な市場シェアを獲得するという野心的な目標を掲げているが(OmodaとJaecooは2028年までに市場の10%を獲得することを目標としている)、競争の激しい市場でその目標を達成するには、時間と持続的な努力が必要である。
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