2023年6月16日、中国南部、広東省深圳市の深圳コンベンション&エキシビション・センターで開催された第27回広東・香港・マカオ・グレーターベイエリア国際オートショーで、中国の自動車メーカーBYDについて説明を受ける来場者。(写真:新華社/VNA)

ベトナムの現地メディア『Viet Nam News』より、ベトナム文化や社会における特に経済・金融に関する事象を多角的に分析・解説した記事を厳選。翻訳・編集してお伝えする。

大きな変化を遂げつつあるベトナムの自動車市場

自動車の専門家によると、ベトナムの自動車市場は、中国ブランドの参入により大きな変貌を遂げつつある。

 

Omoda、Jaecoo、BYD、Haval、Lynk & Coなどの中国の自動車ブランドは、平均所得の上昇に伴い自動車の需要が高まりつつある状況に乗じようと、積極的に市場に参入している。

 

中国の自動車メーカーは、ベトナム全土にショールームやディーラーを急速に設立している。例えば、BYDは2024年半ばまでに50のショールームを開設する計画で、Havalは今年中に25~30のディーラーを設立することを目指している。この積極的な拡大は、多くの老舗国際ブランドの慎重なアプローチとは対照的である。

多額の投資を行う中国の自動車メーカー

中国の自動車メーカーは現地生産施設に多額の投資を行っている。OmodaとJaecooは近々、タイビン省で年産20万台の工場を稼働させる予定だ。BYDもベトナムに自動車工場を建設することを検討している。

 

中国ブランドは、ガソリン車、プラグインハイブリッド車(PHEV)、純電気自動車(BEV)を含むさまざまな自動車を提供している。この多様な製品ラインナップは、ベトナム市場のさまざまな部門・領域に対応することを目的としている。

 

中国ブランドは特に、電気自動車(EV)など新技術をいち早く取り入れるベトナムの若い消費者をターゲットにしている。特にBYDは、EVに関する専門知識を活用し、市場へのさらなる浸透を目指している。

 

これらのブランドは、ベトナムで大規模な市場シェアを獲得するという野心的な目標を掲げているが(OmodaとJaecooは2028年までに市場の10%を獲得することを目標としている)、競争の激しい市場でその目標を達成するには、時間と持続的な努力が必要である。

 

注目のセミナー情報

【海外不動産】7月20日(土)開催
海外不動産の投資手法をアップデート!
日本国内の銀行融資を活用した
最新・ベトナム不動産投資戦略

 

【税金】7月23日(火)開催
「富裕層を熟知した税理士」が教える
2024年最新【所得税×インフレ】対策
~今後の手残りが3割変わる!?「所得税対策」~

次ページ段階的に成長し、存在感を確固たるものに

この記事は、THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)が提携するベトナムのメディア『Viet Nam News』が2024年6月21日に掲載した記事「VN’s automobile market will see a big influx of Chinese car brands」を翻訳・編集したものです。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録