6月19日の日経平均株価は上昇してスタート。前日の米ハイテク株高を受けて、国内でも半導体関連銘柄の一角が買われ、指数は一時300円超の上昇となりました。もっとも、この後の米国市場が奴隷解放記念日で休場となることもあり、材料が乏しいなかで戻り待ちに押される格好に。後場に入ると前日比マイナスをつける場面もみられました。結局引けにかけて小幅に上昇し、日経平均株価は前日比88.65円高の38,570.76円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが126銘柄、値下がりが99銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、日東電工〈6988〉、ファーストリテイリング〈9983〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ディスコ〈6146〉、トレンドマイクロ〈4704〉、オリンパス〈7733〉、資生堂〈4911〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は13億6,200万株、売買代金は3兆3,474.77億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、保険業、輸送用機器械、不動産業、陸運業、サービス業などが上昇した一方、海運業、石油・石炭製品、小売業、繊維製品、食料品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が藤田観光〈9722〉で+980円(+13.76%)の8,100円、2位が三菱自動車工業〈7211〉で+37.5円(+8.98%)の455.2円、3位がユニチカ〈3103〉で+21円(+7.84%)の289円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がFPパートナー〈7388〉で-700円(-21.18%)の2,605円、2位がK&Oエナジーグループ〈1663〉で-285円(-7.51%)の3,510円、3位がヤーマン〈6630〉で-56円(-6.33%)の828円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは108銘柄、年初来安値を更新したのは31銘柄でした。
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