6月7日の日経平均株価は、終日小動きでした。本日の国内株式市場は米雇用統計※を前に様子見ムード。売買代金も3兆円台と閑散相場となるなか、指数は前日比19.58円安の38,683.93円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが121銘柄、値下がりが104銘柄、変わらずが0銘柄。
米労働省が毎月第1金曜日に発表する、米国の雇用情勢を示す経済指標のこと。米国の景況感を探るうえで非常に重要な経済指標のひとつで、なかでも「失業率」と「非農業部門雇用者数」は、市場関係者が特に注視している。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、塩野義製薬〈4507〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、トヨタ自動車〈7203〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、レーザーテック〈6920〉、日東電工〈6988〉、リクルートホールディングス〈6098〉、信越化学工業〈4063〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は13億4,600万株、売買代金は3兆4,623.88億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、非鉄金属、サービス業、化学、海運業、鉱業などが上昇した一方、電気・ガス業、輸送用機器械、証券業、石油・石炭製品、陸運業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+700円(+18.18%)の4,550円、2位がマネーフォワード〈3994〉で+359円(+7.39%)の5,218円、3位が宮越ホールディングス〈6620〉で+115円(+7.36%)の1,677円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が塩野義製薬〈4507〉で-934円(-12.91%)の6,301円、2位がホソカワミクロン〈6277〉で-215円(-5.06%)の4,035円、3位が三井松島ホールディングス〈1518〉で-235円(-4.91%)の4,550円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは46銘柄、年初来安値を更新したのは48銘柄でした。
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