日経平均は354.23円高の39,038.16円で取引終了も、売買代金は「今年最低」を記録…指数を押し上げた投資家の正体【6月10日の国内株式市場概況】

日経平均は354.23円高の39,038.16円で取引終了も、売買代金は「今年最低」を記録…指数を押し上げた投資家の正体【6月10日の国内株式市場概況】

2024年6月10日(月)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

6月10日の日経平均株価は、寄り付きやや上昇して始まると、もみ合いながら徐々に上げ幅を拡大させました。米ドル円が1ドル157円台をつけるなど円安に振れるなか、海外の短期筋とみられる先物買いが断続的に入り、指数を押し上げたとみられています。日経平均株価は前日比354.23円高の39,038.16円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが179銘柄、値下がりが44銘柄、変わらずが2銘柄。

 

日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、花王〈4452〉、オリエンタルランド〈4661〉、エムスリー〈2413〉、第一三共〈4568〉、資生堂〈4911〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は13億2,900万株、売買代金は3兆3,195.42億円となり、前日と比べて減少。売買代金は今年最低となりました。今週は米国のFOMCや日銀金融政策決定会合をはじめ、株価に影響を与えうる大きなイベントが予定されていることから、実需は乏しかったとみられます。

 

業種別では、保険業、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、非鉄金属、輸送用機器械などが上昇した一方、海運業が下落しました。

 

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がカナモト〈9678〉で+424円(+16.53%)の2,989円、2位がシーイーシー〈9692〉で+264円(+14.74%)の2,055円、3位がミガロホールディングス〈5535〉で+570円(+12.53%)の5,120円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位がM&A総研ホールディングス〈9552〉で-455円(-11.65%)の3,450円、2位がACCESS〈4813〉で-151円(-9.84%)の1,384円、3位がアイル〈3854〉で-211円(-8.34%)の2,319円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは74銘柄、年初来安値を更新したのは21銘柄でした。

 

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