6月6日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、前日比351円高で寄り付くと、東京エレクトロン〈8035〉やアドバンテスト〈6857〉といった半導体関連銘柄が主導して一時500円超の値上がりとなりました。昨日は日経平均株価を押し下げる要因となった半導体関連銘柄でしたが、前日の米市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が4.52%と大幅に上昇していたことが好感されたとみられます。ただ、日経平均株価39,000円近辺では上値の重さがみられ、指数は徐々に上昇幅を縮小、前日比213.34円高の38,703.51円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが99銘柄、値下がりが126銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、第一三共〈4568〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、リクルートホールディングス〈6098〉、ダイキン工業〈6367〉、レーザーテック〈6920〉、京セラ〈6971〉、エーザイ〈4523〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億5,200万株、売買代金は4兆2,683.68億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、海運業、証券業、石油・石炭製品、非鉄金属、電気・ガス業などが上昇した一方、サービス業、不動産業、繊維製品、空運業、ゴム製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+430円(+12.57%)の3,850円、2位がミマキエンジニアリング〈6638〉で+123円(+6.90%)の1,905円、3位が大阪ソーダ〈4046〉で+610円(+6.50%)の10,000円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がワールド〈3612〉で-174円(-8.05%)の1,987円、2位が霞ヶ関キャピタル〈3498〉で-1,130円(-6.88%)の15,300円、3位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-1円(-6.67%)の14円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは44銘柄、年初来安値を更新したのは59銘柄でした。
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