買うのを拒む相手を説得するには「数字」を使う
このように、最新家電は「時間」と「お金」を大きく節約してくれますが、「そんなものは必要ない」と、首を縦に振らないパートナーもいます。
おそらく最も多いのは、専業主婦のパートナー(夫)が拒否するパターンでしょう。
家事の手間が省ければ、ほかのことに時間を割けるようになり、家族全体から見てもいいはずなのですが、なかなか理解されません。
ふだん家事をしない人ほど、最新家電のありがたみがわからないものです。
どうすれば、最新家電を買いたがらないパートナーを説得できるでしょうか?
必要なのは、「数字で説得」することです。
いくらお金や時間の節約になるといっても、その効果を具体的に証明しないと、相手は納得してくれません。
最も数字で効果を示しやすいのは「電気代が下がること」です。
家電製品のパンフレットやウェブサイトを見ると、たいてい「従来品と比べて、20〜30%省エネ」「年間の電気代が3万円以上浮く」など、省エネになる目安が、数字で示されています。
とくに男性の場合は、数字で判断する人が多いので、「これなら1年で元が取れそうだ。買い替えてもいいかもしれない」と思う可能性は高まるでしょう。
また、パートナーによっては、買い物ついでに家電量販店に付き添ってもらうのもいいかもしれません。自分が説明するよりも、店員に説明してもらったほうが、聞く耳を持ってくれることもありますから。
新しい家電の購入を拒否するパートナーを説得する会話のしかた
【うまくいかない会話例】
妻「便利だし新しいのに買い替えよう」「同僚のAも家電買ったらしいよ」
夫「まだ動いているよ」「よそは関係ないでしょ」
妻「でも、実際動きが悪いしさ」
夫「まあ、壊れたときに考えればいいんじゃない」
妻「うーん……」
【相手が思わずうなずく会話例】
妻「便利だし新しいのに買い替えよう」「同僚のAも家電買ったらしいよ」
夫「まだ動いているよ」「よそは関係ないでしょ」
妻「そうかぁ。ところでいま電気代って月いくら?」
夫「冬は寒かったから月3万円くらいかな」
妻「このエアコンに替えると月5000円は得するみたい」
夫「それなら、ネットで見てみようかな」
横山光昭
家計コンサルタント・ファイナンシャルプランナー
株式会社マイエフピー代表取締役
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