4月4日の日経平均株価は、朝方から買い優勢の展開となりました。指数は3月末から900円超下落していたこともあり、押し目買いが入ったとみられます。前日の米国では主要な半導体関連銘柄で構成されるSOX指数が上昇していたこともあり、本日の国内市場でも複数の半導体関連銘柄に買いが入った模様です。もっとも、日経平均株価は大引けにかけて失速。指数は上げ幅を縮め、前日比321.29円高の39,773.14円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが175銘柄、値下がりが47銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソシオネクスト〈6526〉、ファナック〈6954〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、レーザーテック〈6920〉、ダイキン工業〈6367〉、アステラス製薬〈4503〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億8,400万株、売買代金は4兆7,963.57億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、電気・ガス業、非鉄金属、鉱業、保険業、金属製品などが上昇した一方、空運業、水産・農林業、鉄鋼、陸運業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がユニチカ〈3103〉で+50円(+29.76%)の218円、2位がソシオネクスト〈6526〉で+700円(+17.55%)の4,689円、3位がMARUWA〈5344〉で+3,600円(+11.13%)の35,950円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が第一工業製薬〈4461〉で-260円(-7.21%)の3,345円、2位がユナイテッドアローズ〈7606〉で-103円(-5.24%)の1,862円、3位が円谷フィールズホールディングス〈2767〉で-86円(-5.09%)の1,602円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは74銘柄、年初来安値を更新したのは59銘柄でした。
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