4月3日の日経平均株価は、前日の米国株安の流れを引き継ぎ、朝方から売り優勢の展開。一時は前日比621円安まで下げ幅を拡大させました。その後指数は下げ渋る展開を見せ、前日比387.06円安の39,451.85円で取引を終えました。なお、指数寄与度の高いファーストリテイリング〈9983〉1社で日経平均株価を153.97円押し下げました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが103銘柄、値下がりが119銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ダイキン工業〈6367〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、伊藤忠商事〈8001〉、第一三共〈4568〉、日立建機〈6305〉、小松製作所〈6301〉、日本取引所グループ〈8697〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億9,700万株、売買代金は4兆7,608.90億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、鉱業、電気・ガス業、海運業、銀行業、卸売業などが上昇した一方、その他製品、精密機器、鉄鋼、情報・通信、電気機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が富士石油〈5017〉で+50円(+10.85%)の511円、2位が北海道電力〈9509〉で+64.6円(+7.63%)の911.4円、3位が安田倉庫〈9324〉で+81円(+6.78%)の1,275円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が清水建設〈1803〉で-86.2円(-8.96%)の876.3円、2位がさくらインターネット〈3778〉で-430円(-8.80%)の4,455円、3位がイーレックス〈9517〉で-58円(-7.85%)の681円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは45銘柄、年初来安値を更新したのは165銘柄でした。
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