4月2日の日経平均株価は、前日の米国株市場でハイテク株が上昇していた流れを受けて、半導体関連銘柄が指数をけん引。日経平均株価は一時前日比300円超の上昇をみせました。もっとも、指数上昇の勢いは続かず、前場引けにかけて失速。後場には前日比マイナス圏に沈む場面もみられました。本日も国内の機関投資家による“期初の益出し”が相場の重荷となった模様です。ただ、半導体関連銘柄への買いが相場を下支えし、日経平均株価は前日比35.82円高の39,838.91円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが90銘柄、値下がりが135銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、レーザーテック〈6920〉、トレンドマイクロ〈4704〉、日東電工〈6988〉、ディスコ〈6146〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファナック〈6954〉、中外製薬〈4519〉、アドバンテスト〈6857〉、テルモ〈4543〉、京セラ〈6971〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億3,600万株、売買代金は4兆4,002.66億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、石油・石炭製品、鉱業、保険業、鉄鋼、非鉄金属などが上昇した一方、海運業、ゴム製品、陸運業、空運業、小売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が日本電子〈6951〉で+691円(+11.21%)の6,853円、2位がKOKUSAI ELECTRIC〈6525〉で+360円(+8.73%)の4,485円、3位がレノバ〈9519〉で+107円(+8.64%)の1,345円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が三井E&S〈7003〉で-171円(-8.76%)の1,780円、2位がさくらインターネット〈3778〉で-455円(-8.52%)の4,885円、3位が宮越ホールディングス〈6620〉で-112円(-8.47%)の1,210円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは32銘柄、年初来安値を更新したのは140銘柄でした。
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