4月1日の日経平均株価は、寄り付きこそ上げてはじまったものの、東京エレクトロン〈8035〉やアドバンテスト〈6857〉、信越化学工業〈4063〉といった半導体関連銘柄の売りが強まり、指数は一時前営業日対比600円を超える下落。その後も終日軟調で、日経平均株価は前日比566.35円安の39,803.09円で取引を終えています。もっとも、本日の下落は「新年度にともなう機関投資家の益出し」という“日本固有の要因”によるものとみられていることから、日本株の先高観は依然根強いと考えれラれます。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが50銘柄、値下がりが175銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、信越化学工業〈4063〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、トヨタ自動車〈7203〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファナック〈6954〉、ダイキン工業〈6367〉、オムロン〈6645〉、SMC〈6273〉、安川電機〈6506〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億9,500万株と前日と比べて増加した一方、売買代金は4兆6,442.51億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、ゴム製品が上昇した一方、石油・石炭製品、証券業、その他金融業、輸送用機器械、銀行業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がOrchestra Holdings〈6533〉で+112円(+11.50%)の1,086円、2位がレック〈7874〉で+73円(+6.55%)の1,188円、3位がイーレックス〈9517〉で+41円(+5.92%)の734円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が豊田自動織機〈6201〉で-1,530円(-9.78%)の14,120円、2位が日本マイクロニクス〈6871〉で-830円(-9.30%)の8,090円、3位が大栄環境〈9336〉で-248円(-9.28%)の2,424円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは131銘柄、年初来安値を更新したのは51銘柄でした。
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