男性の育児が当たり前になる未来へ
22年間の在籍中、10年間を育児時短勤務で過ごしたことで、私が管理職に昇進することはありませんでしたが、自分の価値軸で選択したキャリアにまったく後悔はありません。
会社を卒業するときまで、「私だからできること」にこだわり、ミッションでの成果達成はもちろんのこと、後輩のワーキングマザーの相談相手、社内託児所設立プロジェクトへの参加などを通じ、「子育てをしている女性が自分らしく働ける会社」になるように、微力ながら活動を続けました。
いまでは当たり前のように時短勤務を使い、成果を出す女性が活躍できる会社になっています。
このように、変化の過渡期、その先端を走るときの風当たりは強く、つらい思いをすることもあるでしょう。
しかし、自分が「こうしたい」「こうなりたい」と強い想いをもち、周囲に対し、真摯な気持ちで向き合えば、まわりの人から理解を得ることも、未来を変えることもできます。
私のような想いをもつ女性一人ひとりが歩んできたことが、出産後も働き続けられる世の中を創ることにつながっています。変化は急に起こるわけではありません。誰かの「こうしたい」という想いが周囲へ伝播し、世の中を動かしていくのです。
誰もが当たり前に満足のいく子育てと、自分が目指したいキャリアを実現できる未来を創るのは、いま子育てをしているあなた、そしてこれから父親・母親になろうとしているあなたです。
江野本 由香
ライフキャリアコンサルタント
※本記事は『キャリアと子育てを両立する!自分と家族の価値軸で築く幸せな生き方』(ごきげんビジネス出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
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