油断は禁物!意外とかかる「模試の検定料」
大学入試向けの模試は、8,000円前後。学校が一括で申し込んで全員参加の高校が多いです。高校によりますが、年に5〜6回は受けるでしょうか。
共通テストに模したマーク式と、私立大学、国立2次の個別試験向けの記述式があります。さらに、個人で申し込む大学別の模試、いわゆる冠模試もあります。東大模試とか京大模試などといった大学名のついた難関大学向けの模試です。
これは年に2〜3回。駿台や河合塾といった予備校が主催していて、本番に似た形式の問題が出されます。高校受験と違い、大学受験は全国での自分の位置が必要なので、模試は必須です。この模試代も、回数を受けると結構な金額になるので要注意です。
東大入試にかかった費用
東大は国立大学ですから、検定料はほかの国立大学と同じです。2023年現在、共通テストが1万8,000円、2次試験が1万7,000円です。2次試験の受験料に関しては、一橋大学のように経済状況によって免除になる大学もありますが、東大には検定料の免除制度はありません。
地方から受験する場合は、プラス交通費と宿泊費がかかります。住んでいる場所によってはかなり交通費がかかり、検定料よりこちらの方が断然出費がかさみます。
受験生のホテル予約事情
東大は、文系受験者は駒場キャンパス、理系受験者は本郷キャンパスが会場です。駒場キャンパス付近にはホテルがないので、文系受験生の多くは渋谷に宿泊します。
駒場キャンパスは、井の頭線で渋谷から各駅停車2駅「駒場東大前」下車、駅前がキャンパスの正門となっています。多くのホテルがある渋谷駅付近に宿泊すれば、受験会場まですぐです。理系受験生は、本郷や後楽園あたりで宿泊します。
ここでホテル予約について少し気を付けた方がよいことがあります。それは、東大受験生の保護者はホテル予約が早い、ということです。検定料や受験日程などは、国立大学ですから他大学と同じですが、1つだけ大きく違う点がここです。
地方国立大学を受験する受験生は、志望大学はあっても、多くの場合は共通テストの出来具合を見て2次を出願、つまり受験する大学を最終的に決めます。ですから、出願する大学を決めた後、1月末から2月頭にホテルを予約します。
ですが、東大を受験する人の多くは、早くから「東大を受ける」と決めているので、受験生の保護者の方は夏頃ホテルを予約します。渋谷駅近くの東大文系受験生御用達の大きなホテルは、受験の1年前から予約する人もいるそうです。
ホテルの予約事例
長男の受験の時は北陸新幹線開通前でしたので、往復の飛行機代とホテルがセットになったお得なパックで渋谷駅近くのホテルをとりました。航空会社の出しているパックの中には、ホテル代がほとんどかからないような破格なパックもありますので、ネットで調べて探すとよいと思います。
次男と長女の時は、北陸新幹線開通後で金沢から「かがやき」で東京まで2時間半です。新幹線のチケットは、乗車1カ月前に「早割り」のような枚数制限のある安いチケットを売り出します。それをゲットするために、発売1カ月前の午前10時前にネットの前でスタンバイ。常時やっているとは限りませんが、正規の料金の30%オフなどもあり、新幹線を利用される場合は事前にチェックしておくとよいと思います。
次男は本郷キャンパス正門近くのホテル、長女は現役の時は長男と同じホテル、浪人のときは渋谷駅井の頭線ホーム直結のホテルでした。
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