「人に迷惑をかけたくない」と言う人はいますが、人間は誰でも、間違えたり、失敗したり、まわりに迷惑をかけることがあるものです。誰にも迷惑をかけずに生きていくことはできません。大前提として、このことは知っておきたいことです。そのうえで大切なのは、失敗してしまったとき、その失敗を認め、迷惑をかけた人にお詫びができること。
謝罪は「してしまったこと」に対してするもので、決して自分を否定することにはなりません。自分の価値を下げることではないと理解できたら、行動も変わっていくはずです。
「クレーム対応」でファンがつくこともある
お店の接客でお客様からクレームの連絡があったとき、店舗側の対応が迅速かつ的確であれば、そのお客様がお店のファンになるという現象が起こります。
これと同じように、いち早く誠意のあるお詫びができると、たとえミスをしても逆に評価が上がることになるのです。
真のプライドを持っている人は、そのことがわかっています。謝罪したとしても、自分の価値が下がらないことを知っているので、潔く頭を下げることができるわけです。
クレーム対応に慣れているベテラン層にとっては当たり前のことかもしれませんが、とくに新人の場合、クレームを受けた際にどういった対応をすべきか、わかっていないケースが多々あります。
自分がミスしたときにはもちろんですが、ほかの人に落ち度があった場合でも、会社の代表として「このたびは、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」 と謝罪する、この初期対応が、今後を乗り切る鍵を握ります。
新人に限らず、意外とできていない人が多いので、チーム内でも共有し、心がけていきたいものです。
アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事
注目のセミナー情報
【事業投資】1月13日(火)開催
トップ経営者が実践する節税方法を公開!
「即時償却による節税」×「想定利回り9.6%以上」×「手間なし」
無人運営コワーキングスペース「マイクロFCオーナー制度」の全貌
【国内不動産】1月17日(土)開催
建築会社だから実現する安定利回り6%・短期売却で30%超のリターン
東京23区で始める「土地から新築RC一棟投資」実践法
《最新のDX動向・人気記事・セミナー情報をお届け!》
≫≫≫DXナビ メルマガ登録はこちら
