沈黙が必要な人もいる
あなたは、沈黙が気になるタイプですか? 相手とのやりとりにて、何も話さない「間」が数秒あるだけで気になるという、必要以上に沈黙を嫌がる人もいます。
わたしは、考えを頭の中でめぐらせて、噛みしめ、理解しようとするときの「間」が必要ではないかと感じています。頭の回転が速い人ばかりではありませんし、混乱している人は、なかなか会話が続かないものです。
一方、相手の「間」を待っている間に、相手の表情をジッと見すぎて、相手に威圧感を感じさせてしまうことがあります。とくに自分が年齢や立場が上にあたるときには、相手が萎縮してしまいやすいので、あまり凝視しないよう注意しましょう。
沈黙の時間は、相手が落ち着いて、深く思案している時間です。相手が心地よさそうにしているのであれば、大切な時間を遮らないように、平均5秒ほどは待つようにしてください。もし何も言うことがなくて困っている様子であれば、声をかけるようにしましょう。これは、数を重ねることで判断できることです。
相手を観察し、沈黙が必要かを見極める
部下を持って間もない人、打ち合わせにそこまで慣れていない人、人前であがってしまう人は、沈黙を怖いものだと感じがちです。このタイプの人は、沈黙の時間があると、「何?」「どうした?」 と急かす言葉を入れたり、意見やアドバイスを差し込んでしまうことがあるので注意したいところです。相手をしっかり観察して、不要な言葉がけをしないようにしましょう。
ペースは相手に合わせるのが基本だが、速く話す人には…
相手の話すペースに合わせるのも、重要なポイントです。たとえば、コンサルティングをするときや相談を受けるときには、なるべく相手のペースに合わせるようにしましょう。
ゆっくり話す人には、相手の呼吸に合わせ声をかけてあげてください。反対に、とてもせっかちで、話すテンポが速い人もいます。このタイプの人と話すときには、会話のペースをやや遅くするよう意識し、相手より少しだけ遅く話すのが理想的です。会話の速さの調節をしないと、どんどん速くなってしまうので、落ち着いて話せるように、ペースを半テンポ遅らせてみてください。
たとえば、会議などの場で複数名で話すときにも、進行役の人が速いペースで話すと、まわりの人がついてこられないことが多々あります。ファシリテーター役は早口な人に対して、「〇〇さん、△△というご意見ですね」「これはぜひみなさんと共有したいので、繰り返し言います」 と、少しゆったりとした口調で言いながら、全体の会話のペースをつくっていくのがおすすめです。
それ以外のとき、ペースはなるべく相手に合わせるのが基本です。ペースを合わせることによって、話し手はとても話しやすくなります。
早口な人に対しては、あえてペースを遅らせることで会話が上滑りすることを防ぐことができます。ただ、あまりモタモタするとイライラされてしまう可能性もあるので、ペースの調整の仕方には注意しましょう。
アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!
【事業投資】11月28日(木)開催
故障・老朽化・発電効率低下…放置している太陽光発電所をどうする!?
オムロンの手厚いサポート&最新機種の導入《投資利回り10%》継続を実現!
最後まで取りつくす《残FIT期間》収益最大化計画