“扶清滅洋”をスローガンに大暴れした「義和団」
19世紀半ば以降、列強による中国での自由な商業・布教活動が認められていくと、色々な摩擦が生じました。ヨーロッパの工業製品が中国の国産品を駆逐して、国内産業は打撃をうけました※。
※ 鉄道敷設によって、輸送業者も失業
民衆の怒りは、布教に訪れていたキリスト教宣教師に向けられ(仇教運動)、この流れで勢力を伸ばしたのが義和団です。肉体を鍛える格闘技団体と、呪術的な宗教が融合した結社で、彼らが蜂起してまずはドイツと衝突しました。
これがけっこう強かった。反乱は北京にまで広がり、外交官を殺害したり公使館を包囲したり大暴れ。彼らは「扶清滅洋※」というスローガンを掲げていました。
※ 清を扶(たす)けて、洋を滅ぼす
これを聞いた西太后は「この機に乗じて義和団と力を合わせ、外国を中国から追い出しましょう」と考えて宣戦布告! 反乱から始まったこの騒ぎは「清VS諸外国」という戦争※になってしまいました。
※ 「義和団戦争」とも呼ぶ
列強はこれに激怒し、8カ国連合軍※が清軍と義和団をねじ伏せて、北京を占領。北京議定書では外国軍が北京に駐屯することとなり、清の半植民地化が決定的になりました。
※ 日本とロシアが大兵力を派遣
朝鮮は独立するも…「大韓帝国」の名にほど遠い実態
舞台を朝鮮に移しましょう。清が日清戦争で朝鮮に対する宗主権を放棄すると、今度は日露が韓国をめぐって火花バチバチです。1897年、朝鮮は独立国となったことをアピールして国名を「大韓帝国※」と改めますが、日露両国に翻弄される状況は独立とはほど遠いものでした。
※ 略して韓国
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