(※写真はイメージです/PIXTA)

不動産経営では、帳簿上経費として認められる費用と、経費として認められない費用が存在します。この費用の仕組みについてしっかりと理解していなければ、後々恐ろしい事態に陥る可能性も……。本記事では、不動産投資家のアユカワタカヲ氏による著書『1000年使える不動産投資最強成功術 失敗しない人だけが知っている不動産経営の定番』から、不動産投資で陥りがちな落とし穴について解説します。

デットクロス解消法

デットクロス解消法の一番の方法は、内部留保でデットクロスに備えるということです。手元に現金を残しておきましょう。何かの時のために現金を残しておくことです。

 

1年目に20万円のキャッシュフローが入ったからといって、そのお金を使って旅行に行ったり、高い買い物をするのは間違っています。常に長い視点で経営をコントロールしてください。これが一番のデットクロス解消法です。それ以外にもいくつか方法があります。

 

・自己資金を多くする

・返済期間を短くする

・繰り上げ返済をする

・売却する

 

などがデットクロスを解消したり、時期を延ばしたり、マイナスの幅を抑える方法になります。あなたの経営方針に従って、策を練ってください。そして成功している不動産投資家の方々がもっともやっているデットクロス解消法はこちらです。

 

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物件をさらに買い増していく方法です。数年に1件ずつ購入していけば、その都度減価償却費が増えていきますので、それだけでトータルで見るとデットクロスの解消になります。また急いでデットクロスを解消したい場合は、耐用年数越えの物件を買っていけばいいのです。

 

不動産投資で成功している経営者は、不動産資産を買い続け資産を増やし、デットクロスを解消しつつ、手持ちのキャッシュを厚くしていきます。そして、これ以上資産を増やす必要はないという目標レベルに達したところで、具体的な節税対策に入ります。

 

ご自身の資産を守り、さらに次世代に引き継ぐ段階となります。あなたも是非、そのレベルを目指してください。

 

※本記事は『1000年使える不動産投資最強成功術 失敗しない人だけが知っている不動産経営の定番』(ごきげんビジネス出版)一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

 

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※本連載は、アユカワタカヲ氏による著書『1000年使える不動産投資最強成功術 失敗しない人だけが知っている不動産経営の定番』(ごきげんビジネス出版)より一部を抜粋し、再編集したものです。

1000年使える不動産投資最強成功術

1000年使える不動産投資最強成功術

アユカワ タカヲ

ごきげんビジネス出版

失敗しない人だけが知っている、不動産に関する正しい知識とノウハウを身につけてみませんか。 働き方改革、年金老後2000万円問題などによる「将来不安」が続く日本。そんな中、副業の一つとして「不動産投資」が注目されて…

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