(※画像はイメージです/PIXTA)

「マーク・ザッカーバーグ」はFacebook(現Meta)の創業者です。大学時代に立ち上げたFacebookにより、25歳という若さで世界で最も若い10人の億万長者にも選ばれました。それほどの成功をしたザッカーバーグですが、現在は世間からの風当たりが強く、批判を浴びています。一体なぜなのでしょうか? みていきます。

マーク・ザッカーバーグが成功したワケ

ここまでみてきたようにマーク・ザッカーバーグは学生時代からさまざまなサービスを開発・提供している天才的なプログラマーでもありました。

 

さらに、Facebookは月間利用者数が世界一のSNSであり、その数は2021年4月時点で28億人を超えています。なぜ、ザッカーバーグはFacebookをここまで巨大なSNSに成長させることができたのでしょうか?

 

ここではザッカーバーグが成功した秘密や仕事術をみていきましょう。

 

1.ユーザーの望みをデータから探り続けた

2.ユーザーの反応をみながらアップデートを繰り返した

3.歩きながら会議を行う

 

それでは1つずつ解説していきます。

 

1.ユーザーの望みをデータから探り続けた

現代人の望みはお金だけではなくなっており、特に若年層のあいだではその傾向が顕著です。若者はお金よりも他者からの承認や「いいね!」を望んでいます

 

ザッカーバーグや経営幹部は「人々がなにを欲しているのか?」や「どんな欲望を持っているのか?」といったことを、思い込みや偏見、バイアスにとらわれずに徹底的にデータと向き合って追求し続けました。

 

マーク・ザッカーバーグが成功した理由は、このように変化する「現代人がなにを望んでいるのか?」という点を徹底的に追求し続けたからです。

 

2.ユーザーの反応をみながらアップデートを繰り返した

さらに、マーク・ザッカーバーグはユーザーの反応をみながら新機能を追加して、反応が悪ければすぐに機能を削除するというアップデートを何度も行っていきました。頻繁にサービスが追加されたり消えたりすることで変化があるため、ユーザーはサービスのことが気になり、何度もFacebookにアクセスするようになります

 

こうして、ユーザーにとって利益があるサービスを提供することで、サービスを提供する側にも利益が生まれる循環をつくりあげていきました。

 

3.歩きながら会議を行う

マーク・ザッカーバーグは歩きながら会議を行う「ウォーキング・ミーティング」を習慣にしていました。また、ザッカーバーグだけではなくAppleの創業者であるスティーブ・ジョブズもこの習慣を取り入れていたことで有名です。

 

スタンフォード大学の2014年の研究では、歩いているときのほうがクリエイティビティのアウトプットが平均して60%も上昇することがわかっています。また別の研究では、一般的に行われている座りながら進める会議は、立って行う会議よりも34%時間が長いものの、立って行う会議より優れた決定がなされることはありませんでした。

 

つまり、座って会議をするとムダに時間だけが浪費されるうえに、優れたアイデアもでないということです。実際、別の研究においても「立ったまま会議を行うほうが、成果の点において座って行う会議よりもはるかに優れている」と断定されています。

 

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