(※写真はイメージです/PIXTA)

「漁師になるのは漁師の子供」という世襲制のイメージが強い漁業。しかし、漁師の高齢化に伴って、脱サラして漁師を目指す人を支援する自治体や企業も増えています。本記事では、地方移住や2拠点・多拠点生活に関する情報発信メディアを運営する合同会社Stone intechの中嶋遼太代表が、漁師の年収事情や漁師になる方法について解説します。

漁師に向いている人の特徴3つ

漁師に向いている人の特徴を3つ挙げると以下のようになります。

 

1.体力と根気がある人

(※写真はイメージです/PIXTA)
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漁業は肉体労働が中心であり、天候によっては高波や暴風、強い陽ざしなどさまざまな環境に見舞われるでしょう。そのため、長時間の労働や厳しい環境に対しても、体力や精神力を持ち合わせていることが必要です。

 

2.自然や生き物が好きな人

漁業は自然環境に大きく影響を受けます。また、生きている魚や甲殻類を目の前にしても動揺せずに、素早く冷蔵保存したりといった処理する動作も求められます。そのため、自然や生き物と接することに抵抗が無い方だとストレスもなく漁業に従事できます。また、最初は苦手でも慣れることもあるみたいです。

 

3.協調性やチームワークがある人

漁業は多くの場合、複数の人で作業を行います。そのため、協調性やチームワークが求められます。また、漁師同士の連携や情報交換が必要なこともあるため、コミュニケーション能力も重要です。

漁師ならではのメリット5選

自然に囲まれた環境で働ける

漁業は海や川、湖など自然環境に直接関わる職業です。美しい自然に囲まれた環境で働くことができるため、都会のストレスから解放された状態で働けることがメリットのひとつです。

 

豊かな海の幸が手に入る

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

漁師は豊かな海の幸を直接手に入れることができます。自分たちで漁獲した新鮮な魚介類を食べることができるため、健康的で美味しい食生活を送ることができます。

 

季節や天候に応じた仕事ができる

漁業は季節や天候に大きく影響を受けるため、時期や状況に合わせた作業が必要です。このため、単調な作業になりにくく、変化に富んだ仕事ができることがメリットです。

 

コミュニティがある

漁業は、地域の人々と密接に関わる職業であり、漁師同士が助け合い、地域コミュニティを形成することが多いです。このため、人間関係が良好で、人情味豊かな職場環境がメリットのひとつです。

 

地元の文化や伝統を守ることができる

漁業は、地域の文化や伝統を守る重要な役割を担っています。漁業に従事することで、地域の歴史や文化に触れ、守ることができるため、豊かな精神的な充実感が得られます。

 

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