(※画像はイメージです/PIXTA)

憧れを抱く人も多い「地方移住」。しかし、地方で実際に暮らしてみると、理想と現実とのギャップに苦しむ人も少なくはないと、地方移住や2拠点・多拠点生活に関する情報発信メディアを運営する合同会社Stone intechの中嶋遼太代表はいいます。そこで本記事では、そんな失敗に陥らないために、あらかじめ知っておくべき地方移住のデメリットを紹介していきます。

地方移住の関心が高まる一方で…

移住の魅力やメリットなどはネットやTVなどでも取り上げられており、憧れを抱く方も多いのではないでしょうか? しかし、なかには移住する前にじっくり自分の考えを整理せずに移住を決め後悔したという方もいます。

 

そこで、この記事では地方移住のデメリットを先輩移住者の声をもとに10選、厳選してお伝えします。移住前に事前にデメリットを知っておくと、移住後の後悔も少ないため耳が痛い話かもしれませんが、把握しておきましょう。

地方移住のデメリット10選

では、さっそく地方移住のデメリット10選を紹介していきます。

 

①移動や買い物に車が必要になり移動が不便

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

都会では電車は10分に1本、バス路線も複数ある地域が多いですが、地方では電車は1時間に1本、バスも駅からの路線が1種類で2時間に1本という地域が多くあります。主な移動手段は車であることを覚悟しましょう。

 

勤務地へのアクセス方法や、よく利用しそうな場所へのアクセス方法や所要時間のチェックをしておくと住まい選びの失敗も少ないはずです。

 

②車の維持費や駐車場、ガソリン代などコストが増える

地方では車が必須となるため、必然的に車の維持や管理費、駐車場代やガソリン代といった費用が増えます。これまで都市部で生活し車を所有していなかった方にとっては大きな出費になるでしょう。具体的には下記のような費用です。

 

項目

年間の費用例

(自動車の購入費)

(100万円)

駐車場代

8.4万円

車検代

2.5万円

自賠責

1.0万円

整備費

1.0万円

ガソリン代

3.0万円

任意保険

6.0万円

費用の合計

121.9万円

月間の費用

1.9万円

[図表]中古の軽自動車(ハスラー)を例にした年間の自動車に関わるコスト

 

普通車だと、上記の約倍のお金が必要になると思っていただければと思います。

 

③仕事の選択肢が少ない、限定されやすい

地方ではこれまでのスキルや経験を活かした転職や、キャリア形成、年収アップは難しいでしょう。都市部で働いていた職種の求人が無かったり、そもそもその業界に精通する企業が存在しなかったりします。

 

そのため、企業に転職してやりたい仕事には就けない可能性が高いです。自己実現を自身の仕事以外の面でも可能かといった視点を持って移住するとギャップが少ないです。

 

④給料が安い

ほとんどのケースで移住後に年収は下がるでしょう。また、移住などでまとまった費用が必要になるため、これまでの生活水準が保てなくなる可能性があります。移住前に多めに貯金をし、ネット環境でできる副業などに備えスキルアップなどに取り組む必要があります。

 

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