(※写真はイメージです/PIXTA)

後藤光氏が代表を務める株式会社サステナブルスタイルが運営する、相続・終活に関する情報を発信するwebサイト『円満相続ラボ』から、MJリサーチ綜合探偵社・取締役である若梅秀孝氏寄稿の記事を一部編集してお届け。今回は、浮気癖のある夫、しかも結婚の目的が「親が資産家である妻の財産目当て」の可能性…という、相続にまつわる少し特殊でリアルな事例を紹介する。

「今考えれば、私の実家の財産目当てだったか…」

人生にはいくつもの不安がつきまといます。

 

ひとつの不安がまた新たな不安を生み、すべての不安を打ち消さなければ、落ち着いて暮らすことはできません。どうすれば不安をなくすことができるのでしょうか。

 

大橋陽子さん(仮名)も、そんな不安を抱えた一人でした。

 

陽子さんが、探偵である私が所属する探偵社「MJリサーチ」に相談に訪れたのは、ある夏の午後のことでした。

 

陽子さんが抱えている大きな不安。それは、「ご主人が浮気をしているかもしれない」というものでした。陽子さんは、当社が配信する“Youtubeで浮気調査現場の一部始終を公開”を見て、相談に来ることを決めたといいます。

 

私はまず、陽子さんの話を聞くことから始めました。

 

現在、陽子さんは44歳。15年前にバツイチのご主人と結婚し、その後、長男・長女、2人の子どもにも恵まれました。

 

ご主人は働いてはいますが、まともに生活費を家に入れないことがあるような人だといいます。子供たちの学費などは陽子さんの親御さんからの援助で工面してきたのだそうです。

 

「今考えれば私との結婚は、実家の資産目当てだったのかもしれません……」

 

寂しそうにそう呟いた陽子さんの横顔が忘れられません。

お金以上に悩まされたこと

お金のこと以上に陽子さんを悩ませたこと。それがご主人の浮気癖でした。ご主人はこれまで、何度も浮気を繰り返してきたのです。

 

子供たちが小さかった頃、子育てに奮闘している陽子さんを尻目に、浮気相手とホテルに行っていたご主人がとても憎かったと陽子さんは言います。

 

それでも、子供たちから父親を奪うことは考えられず、離婚までは踏み切れませんでした。子どもたちにかかりきりで、あまり相手をしてあげられなかったことも浮気の原因かもしれないと、ご主人の浮気に対して見て見ぬフリをしてきたのだそうです。

 

ところが、子育てもようやく落ち着いてきた今、ご主人がまたもや浮気をしているかもしれないと言うのです。

 

「また浮気しているかと思うとどうすればいいのか……」

 

陽子さんはとても不安そうにそう言いました。そこで私は、こうはっきりと告げたのです。

 

「浮気をしているかもしれないという、疑心暗鬼の状態でいるとずっと不安なままです。浮気をしているかしていないかは調査をすればはっきりします。浮気をしていなければ安心でしょうし、浮気をしていたとわかったら、ご主人や浮気相手と向き合うしかありません、お子さんたちのためにも」

 

さらに私はこう訊ねました。

 

「もし今回、ご主人の浮気が発覚してしまったら、どう思いますか?」

 

私の問いに、陽子さんは少し考えてから、はっきりと答えました。

 

「もしまた浮気をしているなら、絶対に許せない」

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    ※本記事は、株式会社サステナブルスタイルが運営する相続・終活に関する情報を発信するwebサイト『円満相続ラボ』からの転載記事です。

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