ウェブの採用メディアを使おう
副業や「ひとり社長」による小さな創業、いろいろな選択肢がありますが、ほとんどのネット系副業は「成果型報酬」です。
つまり、月々の収入見込み額が計算しづらいという欠点があります。もちろん、工夫しだいでその収入を伸ばすのが妙味なのですが、「自信がない。やはり働いた時間だけ報酬がほしい」と思う人も多いかもしれません。
つまり、学生時代などに重視した配送や飲食などの「昭和的なアルバイト」です。時間や場所が拘束される、現場系副業と言い換えてもいいでしょう。
それでは、どうやってそんな「昭和的なアルバイト」を探せばいいのでしょうか。
1つ目は、折り込みチラシやスーパーなどに置いてある無料アルバイト募集冊子で探す方法です。
これは、地域に密着しているよさがあります。しかし、筆者が読んでみると、シニア世代でも応募可能かどうか判然としない募集案件が多いのです。手間をかけて、ひとつひとつ「シニアでもOKですか」と尋ねるのはさすがにつらいでしょう。
そうすると、2つ目は「ネットで探す方法」です。「タウンワーク」「バイトル」「フロムエー」など、パソコンやスマホで調べます。ネット求人メディアのいいところは、地域や『シニア応援』などの条件を設定して検索することができることです。
ちなみに、それらをチェックしてみると「警備」「介護関連」「外食」「清掃」「コンビニスタッフ」「軽作業」などの募集案件が多いようですが、「事務」「受付」などの募集もよく目につきます。
正直、シニア世代になってくると、あまり体を使いたくないでしょう。では、このような募集でよく出てくるシニア可の「軽作業」とはどんなものなのでしょうか?
いくつか案件を見てみると、シール貼り、DVDの袋詰め、封筒への封入作業、スマホ端末やアクセサリーのピッキング・梱包などさまざまで、時給は1,100円~1,500円の幅で交通費も支給されるようです。
書類の審査・目視でのチェック作業などもありましたが、時給はさらに高くなっているようです。もし、軽作業でも構わないというのであれば、定年退職後、実際にうまくアルバイト案件を見つけた事例を紹介します。