(※写真はイメージです/PIXTA)

大口のクライアントを獲得する秘訣はなんでしょうか? この答えを導くには、顧客1人あるいは1社が企業にもたらした価値の総計の指標である「LTV : ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)」について考える必要があります。今回は、「LTV」について理解するとともに、同質問に対する米国・大手広告代理店創業者の「秀逸すぎる回答」をみていきましょう。

LTV最大化の秘訣とは?

(※写真はイメージです/PIXTA)
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米国の大手広告代理店の創業者が、“大手のクライアントを獲得する秘訣は?”と聞かれたときの回答が秀逸でした。彼らも最初から大手だったわけではない。取引を始めたときにはまだ小さかった彼らを、広告の力で大きくしたのだ。

 

この広告代理店は、まさに顧客とともに成長し、自分も顧客も大手になっていったのです。 この言葉はLTVを最大化するにあたって覚えておきたい名言です。

 

お客様に価値ある商品を提供することによって、お客様は成長し、それと同時に自社も努力を重ね、さらにお客様の役に立てる商品を開発する。そのサイクルを繰り返すことで、お客様も自社もともに成長していくことができるのです。

 

なんの努力もせずに1つの商品やサービスしか扱わないということになると、それを買ってしまったお客様はニーズが満たされて、そこで付き合いが終わってしまいます。ですから、お客様が感じる次のニーズに応えるために、新しい商品を開発してそれを提案していくということを継続していく必要があるわけです。

 

そういう意味では、LTVを向上させていくということは、事業活動の究極的な目標ともいえるかもしれません。

 

本日は、LTVを最大化する3つの視点をご紹介しました。これに単独で取り組むのではなく、皆さんのビジネスが置かれている状況、取り巻く環境に合わせて組み合わせていくことで、さまざまなアイデアがみえてくるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

 

 

清水 直樹

仕組み経営株式会社 

代表取締役

 

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