「グローバル市場開拓枠」に特有の要件
今回の14次締切分から新設された「グローバル市場開拓枠」は、4類型に分かれています。それぞれ、要件は細かく定められていますが、概ね以下の通りです。いずれも、「応募申請時」に所定の資料を、「実績報告時」に所定の報告書を提出する必要があります。
(1)海外直接投資類型
国内事業と海外事業の双方を一体的に強化し、グローバルな製品・サービスの開発・提供体制を構築することで、国内拠点の生産性を高めるための事業であること
(2)海外市場開拓(JAPANブランド)類型
製品等の最終販売先の2分の1以上が海外顧客となり、計画期間中の補助事業の売上累計額が補助額を上回る事業計画を有していること
(3)インバウンド市場開拓類型
サービス等の販売先の2分の1以上が訪日外国人となり、計画期間中の補助事業の売上累計額が補助額を上回る事業計画を有していること
(4)海外事業者との共同事業類型
外国法人と行う共同研究・共同事業開発に伴う設備投資等があり、その成果物の権利(の一部)が補助事業者に帰属すること(外国法人の経費は、補助対象外)
補助対象経費
補助対象となる経費は、以下の通りです。税抜き単価50万円以上の設備投資が必要です。
【補助対象となる経費】
・機械装置・システム構築費
・技術導入費
・専門家経費
・運搬費
・クラウドサービス利用費
・原材料費
・外注費
・知的財産権等関連経費