(※写真はイメージです/PIXTA)

老後の住まい選びでは、バリアフリーや医療アクセスといった機能面に注目が集まりがちです。しかし実際には、「家族とどの程度の距離で関わるか」という生活設計も大きなテーマになります。近すぎても遠すぎても続かない――老後の安心は、住まいの性能だけでなく、人間関係のバランスにも左右されます。

「徒歩5分で病院。だけど娘の家には“毎日は行けない”距離」

「娘の家の近くに越したい」と言い出したのは、元メーカー勤務の夫・健司さん(仮名・72歳)でした。妻の恵美子さん(仮名・71歳)と二人暮らし。年金は夫婦で月31万円ほど。持ち家は売却し、駅近の“シニア向け分譲マンション”(高層階)へ住み替えました。

 

決め手は、娘の家まで車で15分という距離感。近いけれど、毎日顔を合わせるほど近すぎることはありません。

 

「“何かあったらすぐ来られる距離”って安心なのよ。でも、隣の駅くらいだと、逆に遠慮がなくなりそうで」

 

恵美子さんは笑いながら言います。

 

住み替え先に期待することとして、内閣府「高齢社会に関する意識調査(令和5年度・高齢期の住み替えについて)」では、「買い物が便利」「交通の便が良い」「医療・福祉施設が充実」が上位に挙がっています。夫婦の条件もまさに同じでした。

 

●駅から徒歩圏内

●クリニックと総合病院が近い

●スーパーとドラッグストアが徒歩10分圏

●段差なし、手すり、見守りに近い仕組み

 

「“便利な場所に住む”って、結局いちばんの介護予防なんじゃないかと思ったの」

 

恵美子さんはそう言います。

 

マンションにはコンシェルジュと防犯体制があり、共用部にはラウンジや交流スペースもあります。恵美子さんは「施設に入るほどではないけど、普通の分譲よりは安心」と表現します。

 

実際、サービス付き高齢者向け住宅(いわゆるサ高住)では、家賃・生活支援・食費等の総額が幅広い価格帯に分散していること、入居動機が「独り暮らしが不安」「介護が必要」など“必要に迫られた”ケースが多いことが示されています。

 

夫婦はそこまでの支援は不要。ただ「ゼロ」にはしたくなかったのです。

 

 \3月20日(金)-22日(日)限定配信/
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