(※写真はイメージです/PIXTA)

よく「万が一のリスクに備えて保険に入っておくべき」といわれます。しかし、「保険は家の次に高い買い物」といわれ、本当に必要なのか、慎重に吟味しなければなりません。本記事では、CFPの小宮崇之氏が、これまでの「保険の常識」に一石を投じる著書『保険の選び方・見直し方 今の保険、このままでいいの?』(ビジネス教育出版社)から、本当に必要な保険だけを選ぶコツ、保険を見直す際のポイントについて解説します。

不要な保険・必要な保険の見つけ方

◆保険は付き合いで入らない

生命保険や損害保険に加入する場合、多くの人が人間関係、つまり「付き合い」を大事にしているようです。一般的に保険商品は、誰から入っても同じ保障内容だし、保険料も同じなので、「どうせ入るなら付き合いのある人から入ろう」となるわけです。

 

もちろん人間関係を大事にするのは良いことですが、それが思わぬ障害になることがあります。

 

たとえば、「家族構成が変わったので保険の見直しを検討したいと思っているが、お世話になった先輩から入った保険だからやめられない」、あるいは「解約したいが、古くからの友人を困らせることになりそうなので話を持ち掛けられない」など、保険の商品性とは違うところで、見直しができない人が少なからずいらっしゃいます。

 

そこで、今一度考えてほしいのは、「誰が保険料を払っているのか」ということです。自分が汗水流して働いた給料から社会保険料や税金が引かれ、ようやく手にした手取りの中から保険料を払っているわけですから、もっと真剣に「お金の使い道」を考えるべきです。

 

もちろん必要だと思う保険に入ること自体に問題ありませんが、「途中で見直したいな」と思った時、「お世話になった先輩から入った保険だから見直せない」と考えるのは賢明ではありません。

 

たとえ大恩人であっても、感謝と保険の契約は全く別の問題です。もし今後、保険に入る機会があれば、そういう付き合いでの契約は絶対に慎むべきです。そもそも保険でしかつながらない人間関係なら、長くは続かないと思います。

 

◆進化を続ける外資系スタッフ(ライフプランナー)

最近、いわゆる「紹介セールス」が基本の外資系の生命保険会社が、どんどん紹介でお客様を増やしています。

 

紹介してもらうには、まずは最初のお客様に納得してもらわなければいけません。それには、紹介する保険がどれだけ素晴らしい商品かを説明するプレゼンテーション技術が必要ですが、外資系のスタッフは、その技術を日夜磨いているのです。

 

今、多くの人がこうした外資系スタッフのプレゼンテーションに感動し、「この人は信用できるので、ぜひこの人から保険に入りたい」と思って契約しているわけですが、前述したとおり、保険商品は誰から入っても内容や保険料は同じです。

 

だからこそ、決して相手の人柄や態度、あるいは好感度をもとに保険に入るべきではないのです。あくまでも保険は「保障」であって、それ以上でもそれ以下でもないことを念頭に置いて検討しましょう。

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