(※写真はイメージです/PIXTA)

新型コロナウイルス流行をきっかけとして、採用活動やインターンシップのオンライン化が進みました。しかし、選考のオンライン化にはいくつかの壁があると、600社の企業に新卒採用などの組織変革コンサルティングを実施する株式会社Legaseedの近藤悦康代表はいいます。どのように解決すればいいのでしょうか、みていきます。

 

途中退出が対面より増える

会社説明会で途中退出の心理的障壁が低い

リアルの会社説明会で途中退席をする人は稀ですが、オンラインでは参加者の途中退出が頻繁に起こります。パソコンの画面をクリックすれば簡単にその場から出られるため、心理的障壁が下がるようで、自分がイメージしていた会社と違うと思えば、あっさりと出て行ってしまいます。

 

ただ、これに関しては、一定数起こるのは仕方がないことだと割り切ってください。むしろ、自社に興味がない人が早々に離脱してくれるのは、企業側・応募側の双方にとってもメリットです。

 

逆に離脱が多いということは、伝えている内容が良くないか、そもそも集まっている人材の層がズレているということですから、改善をする必要があると認識できる機会にもなります。ただし、その場合でも、「どういう人材がエントリーしてきたか」という情報は欲しいものです。

 

ですから、弊社では、Zoomに入る際には、自分の氏名で入ってもらい、待機室で氏名を確認してから正式なルームに入室してもらいます。また、最初に簡単なアンケートの記入を促し、名前やメールアドレスなどの個人情報を取得するのもひとつの手です。
 

 

近藤 悦康

株式会社Legaseed

代表取締役CEO

 

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※本記事は、近藤悦康氏の著書『99%の会社が知らない「超・デジタル採用術」 オンラインでも応募者の心は「見える化」できる!』(徳間書店、2022年1月29日刊)から一部を抜粋し、再編集したものです。

99%の会社が知らない「超・デジタル採用術」 オンラインでも応募者の心は「見える化」できる!

99%の会社が知らない「超・デジタル採用術」 オンラインでも応募者の心は「見える化」できる!

近藤 悦康

徳間書店

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